ワンタンスープ&お持ち帰りワンタン専門店

考えた仕事の案があって、冗談ながらにも考えている。
非常識な事もあるかもしれないが、突飛な考えも現実的に考えてみるとおもしろくて、発想がずっと大きくなるのだ。
ちなみにそれでお金をもらえるかどうか、稼ぐことができるかどうかはとりあえず考えないので具体的な収入のことは考えないことにしよう。

発想は冗談だろ、と言われるかもしれない。しかしそれを実行して「本当のこと」とする作戦を本気で考えるのも、なかなかにおもしろい。
こどもの頃になりたかったような仕事だったり、こんな仕事があったらいいななんて、こどもみたいに考えてみて、それをオトナである自分が現実的に考えて本当のことにしてゆく。
僕達は作られた仕事をこなすだけの生き物ではない。自分で作り出して、自分の都合の良い仕方で働いたって何も悪いことなんかないのだ。

いくつか考えた仕事の案をここに残しておこう。

前回は「焼きそば専門店」について考えてみた。いろんなお店に焼きそばってあるけど、どれもこれもサブメニュー的な感じで置いてあるのはちょっともったいないと思ったのだ。焼きそばってうまいよなぁ。
うまいのに、焼きそば屋さんってのがないのが、不思議なところなのである。お持ち帰りもしやすいし、作るのも簡単なはず。アレンジもしやすいし、たくさん味付けもしやすい。だけど専門店がなぜかないなぁというところで、考えてみた。焼きそばファンにとってはおいしいお店になるだろう。

今回も飲食店で考えてみようと思う。
僕はある時期から食が細くなってしまってラーメンを一杯食べるとお腹いっぱいになってしまうようになってしまった。それでも十分なんじゃない？なんて思ったりもするが、ということはだ。女性ってラーメン一杯食べるのって大変なんじゃない？なんて思った。

僕がラーメン一杯で苦しくなったと同時に、気づいたのが、僕はラーメンの麺を食べているよりも、「ラーメンのスープが好き」だということに気づいたのだった。それに加えて、”ワンタンが好きなこと”にも同時に気づいた。

そこで思ったのが、「スープとワンタンだけで食べたい！」ということ。
スープに野菜とワンタンだけのワンタンスープがすごくちょうどいいなと感じるようになったのだった。

だから、「ワンタン専門店があればなぁ」と思うのである。探せばあるだろうと思い、探してみはしたのだが、意外と意外と、本当にない。

そこで、じゃあ作れば良いじゃんと思った次第である。
中華屋さんにワンタンだけってたまーにあることはあるのだが、僕がやや不満に思っているのはワンタンに使うスープはだいたい醤油味だということ。

ワンタンが食べたいけど…醤油味じゃなくって塩味スープが良いなぁなんて思う事があるのだ。ワンタンと言えば醤油味でしょと固定観念的な感じで思っているなら、もっともっと発展改良させる余地は十分にあるだろうという考えだ。あんかけにしたっておいしいかもしれないし、ラビオリみたいにしたっておいしいかもしれない。なるほどイメージが膨らむね。
スーパーの餃子の皮の隣にワンタンの皮が置いてあるのだけど、なんというか、「一応置いてある」みたいな感じがある。一応食べ物なんだけどなぁ…みたいな立ち位置って、ワンタン好きな僕としては、ちょっと悔しい。

もしかすると、僕と同じ気持ちになってる人がいるんじゃないかなーと感じたってだけで考えた「ワンタン専門店」の話である。

ワンタン専門店って何が良いかって、僕が思うに、ワンタンって日本ではあんまり発達していなくて、食べる機会はそうそうない。スーパーで出来合いのものを買おうかとすることもなかなかないが、”そもそもワンタンが売っていることが少ない”のが原因なんじゃないかと考えている。

じゃあワンタンもお持ち帰りできるようにしたらいいし、「あそこのワンタンおいしいよね！」なんてなって、ゆくゆくは焼きワンタン用、揚げワンタン用などと作ることも可能かなと思った。

お店で食べる分には自分のところのスープを味わう事ができるが、スープは残念ながら持ち帰ることはできない。お店の中で食べられるスープワンタンは特別な味なのだ。