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作家橘怜氏の経済的独立論と3つの資本

世界にひとつしかない「黄金の人生設計」


「人生の8割は経済的・社会的・生物学的な土台によって決定されている」「人生の8割は土台である。」 (橘怜)
土台、つまり世の中は法則で成り立っている。残りの2割でしか自由はない。
たとえば、 人は死ぬ。絶対に死ぬ。必ず死ぬ。死は避けられない。これは絶対的な法則である。
他に重要な法則は、「人間は社会的な動物である。」ということです。
たぶんこれからもずっと、お金と商品を交換する資本主義経済の下で暮らしていくしかありません。
この「経済的基盤」がなければ、日常生活以外のことを考える余裕がなくなります。
したがってまずはこの経済的基盤の確立がまずは重要になるというのが、氏の初期の著書「世界にひとつしかない「黄金の人生設計」」の主張である。

3つの資本

氏は、更に考え方を発展させ、著書『幸福の「資本」論』で3つの資本に分けて幸福を分析しようとした。



3つの資本とは、「金融資本」「人的資本」「社会資本」である。
分かりやすく付言すると、
①「金融資本」≒資産運用
②「人的資本」≒仕事
③「社会資本」≒友達・仲間・家族等
である。

そしてその、3つの資本を踏まえた幸福になるための結論も著書「シンプルで合理的な人生設計」で明らかにされている。

ざっくりいえば、
①「金融資本」≒資産運用
→インデックスファンドと投信積立
②「人的資本」≒仕事
→競争を避けニッチな分野を選ぶ。好き・得意を大事にする。
③「社会資本」≒友達・仲間・家族等
→ひたすらギバー(giver)、与える人になれ。ただし、テイカー(taker)、いわゆるクレクレ君みたいな危ない奴は関係を断ち切れ。
上記3つが結論である。

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