「個人商店」のアドバイスは納得できないなら聞き入れなくていい

ご無沙汰です。
自分は外資系企業に勤めているのですが、
実績があるやつが認められる、声がでかいやつのほうがよく見られる(中身がなくても)な環境に身を置いてます。KINOです。

紆余曲折在り、「空気合わないな」という思いと
やりずらさを心底感じていたので、試用期間中はしょっちゅう社長に直談判で
「(組織風土やら他の従業員と)合わないなら切ってくれてもいいから」と言いに行っていたものの、
なぜか乗り切れてしまった。
(それが間違いの始まりだったのかもしれない)

試用期間は半年で、
理想は、いろんな案件に関わりその会社の進め方なりのお作法を習うのだが
自分の場合は、毎日、きっちきちに1日、ときには1週間がかりの催しにぶち込まれるのみ。
たいした資料を作るでもなく、顧客に取り次がれるでもなく。。。
なんだこれはと。
数か月のちに若いこが入社。その子のほうが試用期間中、建設的な経験をあてがわれているのを見ると、
結局、自分は咬ませ犬なのだと。人事制度はおろか新人研修さえ整っていない会社の犠牲になったのだと理解した。

半年というのは、言わずもがな
なぜこの会社を選んだのか。自分を責めるが、果たして自分が100悪いのか?
会社というていも成していない現職、非がないと言い切れるだろうか。

タイトルにあるが、
現職は顧客と直接やりとりをする職種の面々は、全員個人商店だ。
故に、社会通念に通じるやり方を持っているわけではなく、
個々人の経験則のみに基づいた成功体験から、「これが正しい」とのたまう。
自分には堅いだのなんだの言ってくるわりには、自分たちの視野が狭いことに気づかない。
「個人商店」、聞こえはいいが、実体は「自分のやり方しか信じません、他のやり方は受け入れられません」を謳うひとたち、といことだ。
彼らに何かを提案しようが、通ったためしがない。可能性さえ探られない。
自分は、すでに諦めている。こいつらに何を言っても、議論の余地なく否定される。

しまいにはやる気がないのかと勘違いされる始末。
いやいや、あなたがたがが融通きかないんです。
もっというと、指示があいまいなんです、
次の瞬間、指示が変わって一貫性がないからこっちが混乱してるんです。
幾度となく相手を張っ倒しそうになりつつ、歯を食いしばり、拳を握りしめ、自分の考え方を自分が疑い始めてしまい。自信喪失。
本当にもったいないことをしてしまったと後悔中だ。

こういった困った状況が繰り返されるなか、
自分も社会人経験が全くないわけではないので周囲にアドバイスなり求めるのだが、役に立ったためしがない。
数が少なければ少数精鋭、全員が優秀だと、誰が言ったんだろうか。単なる幻想である。
なので、せいぜいチームの輪に溶け込むための「グチ」らしい何かをそれっぽく吐き出すだけにとどまっている。

前後の出来事も書いたため長くなったが、
「個人商店」は全知全能といわけでなく、個人の得意が確立できる環境に長く身を置いたためにそれを「正解」ぽく語れるだけの人。
なので、その人たちからアドバイスされたとて、
自分自身が納得できなければ聞き入れなくていい。

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