早朝の上海 写真旅行記
ついに、思い腰が上がってなにか写真について書いてみようと決起したのである。
そして、何について書こうかと考えたときにふと上海に行ったときのことを思い出した。
あれは二年前の夏、たしか8月上旬だったはず。
一人で上海に写真を撮るために、安い航空券を握りしめて向かった。
上海で、なにが撮りたかったかというと、それは。近未来的で無機質な風景。
上海での写真は個人的に好きなので何度かに分けて、テーマを絞って書こうかと。
まず一つめ、今回テーマにしたいのは一番の中心地であるwaitan(外灘)について、ここからの夜景を見に一番人が集まる場所である。まずは、夜の風景から。
このときは本当に人が多すぎて、waitanにたどり着くまでが大変だった。
デモ行進か??ってほど道に人がいて、ろくに前へ進めなかった。
必死に前へ進もうとしてる時、いきなり見知らぬおっさんが日本語で声を掛けてきた。
「Waitan」はどっちかね?と。
そのおっさんは地図を片手に、人混みに埋もれ迷っていたらしい。
ちょうど私もwaitanへ向かう途中だったので、一緒に行くことにした。
話を聞いてると、どうやら日本で仕事をしている中国人であった。
夏休みの観光で上海に来たらしい。
しばらく夜景の見える川沿いをおっさんと歩いてると、急におっさんは風俗に行こうぜと言ってきた。
え。いや行かねえよと。笑
その一言から一気におっさんが怪しく見えてきたので、サヨナラバイバイした。
しかしここは早朝はまた違う顔を見せる。
私が泊まっていたホステルはwaitan から徒歩二分。そして一泊1000円。
ベッドは二段ベッドで、下手すると落下する危ない設計。名前はCaptain Hostel。
利用する予定のある方は気をつけて。
早朝5時くらいかな?朝焼けを見るためにカメラぶら下げwaitan に向かう。
こんな感じ。誰も人がいない。
朝の静けさと曇りの表情がなんとも言えない雰囲気を醸し出している。
非常に好きだ。
朝焼けを撮りに来たが、曇り過ぎていて撮れなかった。
しかしこれまた面白い光景が撮れたのでよし。
やはり写真の旅をしたときは朝活すべきだなと感じたのである。
[All photos taken by A7II with CANON FD 24mm F2.8]
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