見出し画像

うんざりしてしまった。

今は、便利な世の中だし前よりも豊かな生活ができていると思う。

ただ、豊かじゃない部分もある。

簡単に発言ができるようになった。

これは良いことだと思う。

一方で、発言のハードルが下がったのにその言葉の持つ力は変わっていない。

その結果、軽い気持ちで人を傷つけることもできるようになった。

自覚の無い者が、言葉の力を過小評価する者が、ターゲットに心ない言葉を浴びせ続ける。

それはやがて人を壊す。

スルーすれば良いと言う意見もある。

確かにそうかもしれない。

見なければ良いと言う意見もある。

確かにそうかもしれない。

でも、みんながそれを器用にできるわけではない。

器用な人だって傷ついているはず

そもそも、なぜ傷ついている人が我慢しなければならないのか?

人を傷つけるような発言をしなければ良いのではないか?

そう考えた人の中で、また人を傷つけてしまう発言をする人もいる。

正義を振りかざして、堂々と傷つける。

終わらない傷のつけあい。

このようなことが話題になると、何でもかんでも悪口だと言い出す人もいる。

意味の無い揚げ足の取り合い。

もう何も言えなくなってしまう。

そもそも、このようなことは誰かの犠牲がないと考えられないのか?

そんなこと無いと思う。

人を傷つけるようなことはしない。

当たり前の事だろう。

なぜ、この当たり前が当たり前じゃなくなってしまうのか。

今の自分にはわからない。

こんなこと言ってる自分だって誰かを傷つけているのだろうし。

そんな風に考えていると、

なぜか気持ち悪くなった。

うんざりした。

情けなくなった。

ガッカリした。

怖くなった。

流行りに便乗してるだけに思えてきた。

いや、しているんだろう。

本当に情けない。

次第に、正しいような考えも意見も何もかもが綺麗事で、上辺だけに見えて、嫌に思えてきた。

そんな風に思う自分は変なのだろうか。

やはり、気持ち悪くなった。

世の中はこんなにも優しくないのかと思う、

嫌みなくらいによく晴れた日曜日。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?