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25年ぶりに訪れた日光東照宮

いらっしゃい。
今日も来てくれてありがとう!

今回は日光東照宮に行った話。
前回のお話がこちら


日光東照宮は小学生に行った以来だったので、大人になってから感じることも多いはずと楽しみにしながら行きました。

日光東照宮へ

鬼怒川温泉駅前でレンタカーを借りて日光東照宮へ。
鬼怒川温泉駅からは車で約30-40分。
有料駐車場(600円)が近くにあります。

紅葉の時期は大混雑すると思いますが、
駐車場もなかなか広さがあるので
そこまで待った印象はありませんでした。

日光東照宮はこのような位置関係です。

大駐車場から武徳殿・宝物館の前を通り
石鳥居の前に出れます。

江戸幕府を開いた徳川家康 。
徳川家康は「一周忌が過ぎたならば、日光山に小さな堂を建てて勧請し、神として祀ること。そして八州の鎮守となろう」という遺言を残しこの世を去りました。

朝廷から東照大権現の神号が贈られ
神として祀るための霊廟として作られた。
それが日光東照宮です。

鳥居をくぐるとすぐに見えるのが有名な「見ざる・聞かざる・言わざる」の猿。その猿が飾られている小屋がご神馬をつなぐ厩(うまや)です。

小学生の頃には気がつかなかったことでした。

なお、ご神馬は10:00-12:00しか見れないとのこと。今回はたまたま見ることができてラッキーでした。

聞か猿、言わ猿、見猿


その先に、日本を代表する建築物”陽明門”が現れます。

故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500を超える彫刻は見事。日光東照宮を象徴する素晴らしい門です。

家康様の墓所である奥宮拝殿に向かう途中、東回廊の潜り門には有名な「眠猫」があります。江戸時代初期の彫刻家である左甚五郎(ひだりじんごろう)によって作られたと言われています。

牡丹の花の下で眠る姿と、本来は猫が捕食する雀が恐れずに一緒にいることで、平和な共存の象徴とも解釈されています。

観光客は全員ここで写真を撮っていました。初めて来たときも思いましたが、思ったよりも小さくて人によっては気づかないんじゃないかと思うくらいです。(しっかりと案内看板があります)

この先には、家康様の墓所である「宝塔」があります。しかし、そこまでには207段の石段を登る必要があり、初夏といえど汗を流しながら登りました。

途中、子どもを抱きながら階段を登るお母さんと遭遇しましたが、本当に母という存在は偉大であると感じました。階段を登り切る瞬間は、まるで24時間テレビマラソンのゴールでしたね。


家康の遺骨が納められているとされている宝塔は、銅製で八角形の形をしており、その周囲には美しい自然が広がっています。

※お墓なので写真は撮りませんでしたが、閑静な場所でした。


今回は近くにある輪王寺大猷院(たいゆういん)にも行ってきました。大猷院は江戸幕府三代将軍・徳川家光(いえみつ)の墓所です。大猷院は日光山内の一部として、世界遺産「日光の社寺」の構成資産の一つに含まれています。

家光の死後に建立された大猷院。家光は尊敬していた家康様の近くに自らの霊廟を作ることを望まれていました。

家康公の東照宮よりも目立ってはいけないということから、金と黒を基調とした重厚感ある造りになっています。

内部については写真撮影禁止でしたが、金箔が壁一面にあしらわれた立派で美しい建物でした。

小学生以来の日光東照宮でしたが、あの頃感じた気持ちに加えて、さらに大人になってからわかる歴史の背景も相まって、より来て良かったと感じました。

当初は1時間半くらいの滞在を予定していましたが、気がついたら3時間くらいいました笑

初夏の日光。
皆さんもぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

では。


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