転勤の多い家族(娘1人)が地元で家を購入するまでの話③
前回のお話になります。宜しければこちらからチェックお願いします(^^)/
2軒目の物件案内で私の信用をつかんだ不動産屋と3軒目の内見にやってきた。3軒目の物件の外装はごくごく普通の2階建て新築建売物件。
駐車スペースも乗用車3台は余裕で停められるし、色々と子供と遊ぶスペースとしても使えそうな広さ。
家の中も広いリビングと子供の様子を確認しながら料理が出来そうなキッチンスペース。
2階も寝室として使用できそうな広めの部屋と子供部屋として使えそうな洋室が2部屋。
私たち夫婦のお互いの実家にも車で10分くらいの距離でなかなか良さそう。
ただ少し私には気がかりなことが・・・ここも過去に水害にあったことのある地名だった。(範囲の広い住所なのでこの土地が水害にあったかは不明)
ここが過去に水害にあった場所なのか、ハザードマップの対象地域なのか調べてもらったところ、不動産屋は『水害にあったこともないしハザードマップの対象でもないです。』との返答。私は『他に何かこの場所でデメリットになりそうなことはありますか?』と確認すると特に問題となるようなものはないとのことだった。
私の中で気になっていたことはクリアになりこの物件を前向きに検討したいなと思い始めていた時に『ゴオオオオオオオオオォォォォォォー・・・』と静かな室内に響く小さい振動と小さい音が・・・
えっ!?なに?
外に出て確認すると近くに新幹線の線路が通っており車両が通過したときの振動と音だった。生活音がある状態なら気が付かないくらいの振動と音だったが、少し不安になってきてしまった。そして不動産屋はこのことを知っていたんじゃないかという疑念が湧いてしまった。
不動産屋はフォローするように
『家具とかがない状態だと音も振動も響きますし、生活していく上では気にならないと思います。』
新幹線『ゴオオオオオオオオオォォォォォォー・・・』
私たち『・・・(苦笑い)』
私たちが予算として考えていた価格・・・クリア
私たちの実家や生活圏内の公共・商業施設のアクセス・・・クリア
住宅外装・内装・土地の広さ・・・クリア
災害ハザードマップの対象区域外・・・クリア
新幹線の小さな振動と音・・・やっぱり気になる。
今回は本当に購入したい気持ちが大きかったが即決せず一度家族で検討して返答する旨を不動産屋に伝えてその日は帰った。
妻に帰りの車内で新幹線の振動と音について話を振る。
私『新幹線の振動と音のことどう思う?不動産屋はこのこと知ってたと思う?』
妻『完全に把握してたよ。だって音がしたとき一瞬ヤバイって顔してたし』
やっぱり妻は騙せない。今後妻に嘘をつくようなことは絶対にしないようにしようと思った・・・
どんなに信用できそうな人でも全てを信じてはいけない。あちらも商売だから。おそらく新幹線の件は直接私たちから質問がなかったから答えなかったんだと思う。大きな買い物で失敗しないためには自分たちの目で、広い視野をもってメリットデメリットを見極めなければダメだと勉強になりました。
でもやっぱりこの物件が気になるんだよな・・・。
その後、妻とのミーティングから不動産屋に連絡を入れることになる。
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