人は無意識に心のシャッターを閉める
相手に話を聞いてもらえない。理解されない。
などは、ないですか?
それは想像以上に"バイアス"がかかっている
可能性があるかも知れないです。
もしかしたら、自分自身にも無意識にバイアスが
かかっている可能性もあります。
今回のテーマは【無意識につくるバイアス】です。
無意識にバイアスをつくりだすもの
私たちの考え方は普段、想像以上にバイアスが
かかっています。
それは自分なりの考え方や今までの歩みなど、
さまざまな要素があるからです。
時として、成長の妨げや新しい挑戦の妨害にも
つながることがあります。
その中でも7つ無意識的にバイアスがかかっている
状態があると考えています。
その7つのバイアスを紹介します。
①従来の考え方に固執する
今までの考えに固執すると、新しい情報に対して
拒否反応が出てきます。それだと、新しい挑戦が
できなくなり、現状維持のままで一歩も成長する
機会が得られません。
今のままでいいなら構いません。でも、世界は常に
変化しています。AIで絵を描いたり、文章を作成
したりするのは当初、誰も思わなかったはずです。
でも、今は当たり前にあります。
今までの考えに固執するのでなく、ちょっと触って
みて体験していくことが今の時代に必要なことだと
思っています。
②論理的な考えに執着する
論理的に考えてものごとを見ることは大事です。
でも、論理的にすると人は動きません。
人の行動は、必ず感情というエネルギーを燃やして
行動をしているからです。
効率的重視に考えても、人は非効率的な行動をして
しまう場合があります。
たとえば
人の行動マニュアル(購買誘導)を考えても、
上手くいかないパターンがあります。
それは、論理的にマニュアル化されても、
そこに"買いたい"という感情がないからです。
もし、マニュアルを作るなら論理的✖️感情を
セットに考えると人の行動や心理に基づいた
マーケティングが完成することができます。
③古いものを軽視する
流行りは大事です。その流行りがあるから、
それを使ってビジネスをしているからです。
でも、今の時代は古いものでも一周回ったら
また古いものが輝きを戻します。
アメリカの若い世代の間で「Dumb Phone
(アホ携帯)」が人気になっています。
それが、なによりの証拠になります。
最新のスマホ携帯があるのに、ガラケーなみの
携帯がアメリカでは大人気なんです。
古いものでも、その媒体の特徴を理解すると、
またヒットする可能性も秘めています。
古いものが輝きを戻す瞬間が必ずあるので、
要チェックが必要です。
④情報が揃う前提で考える
情報は簡単に手に入ります。
でも、本当に欲しい情報が揃うのは難しいです。
自分が欲しい情報を揃えるためには失敗からの
体験や行動力がとにかく必要です。
揃う前提で考えると、snsからの情報で満足し
そこから動くスピードが遅くなるからです。
情報が揃う前提で考えるよりも…
"行動しながら情報を集まる"といった考え方の方が
一歩目を早く動くことができます。
⑤「多数派の意見」を正しいものだと捉えがち
人は多数の意見に流れやすいです。
それは、【バンドワゴン効果】の影響です。
これは、物事を決定する上で、多数の人が正しいを
思っていることを正しいと判断してしまう。
私たちの日常生活でも気づかないうちに行っている
ことが多くあります。
そのときは、一度考えてみてください。
本当に正しいのか?根拠があるのか?
あなたがその理由を言えないときは
"思考のエラー"が起きている証拠です。
自分の意見を持つことが大切です。
⑥自分の知識や記憶に依存する
あなたの年齢が今まで歩いてきた歴史です。
その膨大な知識や記憶があるから、今の自分を
作り出せているんだと思います。
でも、知識や記憶に依存すると危険です。
それは『諦めるスピードが格段に早くなる現象が
起きる』からです。
たとえば、
・本に〇〇は難しいと書いていたから△△の挑戦を
やめた!
・昔〇〇をやっても全く結果が出ないからやらない
など、今までの知識や記憶に依存してしまうと
否定的な考えになってしまうからです。
新しい学びや挑戦の失敗を怖がって何も動けない人
になってしまいます。
子どもの頃に戻って新しい挑戦にワクワクする
自分になる方が楽しくなります。
知識と記憶の依存はほどほどに!
⑦結論ありきで考える
これが一番ダメ!
たとえば
「相手の話を聞かずに結論ありきで一方的に話す」
人っていませんか?
かみ合わない話を一方的にされても人は
動きませんし、それを繰り返していると、
そもそも話を聞いてもらえなくなります。
誰も話を聞いてもらえなくなり、取り合って
もらえないので、居場所がなくなってしまいます。
まずは、
"相手が知りたいこと"
"相手が知っておいた方がいいこと"
から重点に語ることがポイントです。
どんな時でも「相手ありき」で対応を変えていく
ことが大事になっていきます。
まとめ
僕が昔、無意識にバイアスがかかっていることを
言語化してみました。
これは僕自身が無意識にバイアスがかかっていた
恥ずかしい体験談でもあります。
あなたの中にも無意識にバイアスがかかっている
場合があるので、一度言語化にしてみたら意外に
簡単な方法でバイアスがなくなります。
最後まで読んでいただきありがとございます。
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