きんくま 1月10日~14日週 損益実績と投資戦略
こんにちは、きんくまです( @KINKUMACH )
様々な記事がある中、きんくま週次報告をご覧いただきありがとうございます。1月10日~14日の損益実績は+80.2万円となりました!
わー!!パチパチパチ!!
今回はどうやって損益をだしたか、市況と戦略、そして1月17日週の予測してみますので、是非とも最後までご覧になってください。
先週の損益の記事については以下をご覧ください。
損益の詳細と1月17日週の戦略
FXートルコリラ円
トルコリラ円は99,130円の利益確定でした。
先週の見通しについてもお話ししましたが、トルコリラ円はCPI(消費者物価指数)が前年度比30%超えにもかかわらず、政策金利が14%という点が魅力な勝手にどんどん下がっていく通貨です。
ですので、基本ショート戦略になりますが、今回はそのショートポジションの利益確定で10万円ゲットしたという感じです。
ただね……
トルコリラ全然動かない!ヨコヨコ過ぎる!!
8.3円に何者かが介在しているかのようにブロックされている状況。
以下の記事のように外貨準備高は順調に減らしており、そのお金が当局による隠密リラ買いを行っているのかな、と思っています。
チャートを見ると、一瞬だけ5%ほど上がった瞬間もありますが、あまりに急に上がった「どこまで上がるか」が読めず、結果としてショートのエントリーをしそこなってしまいました。
これは完全に機会損失で、ちょっとでも10枚でも売っておけば数万円はゲットできたので、もったいなかった、、、
1月17日週以降は”ちょっとでもショートエントリー”をしていきたいと思います。
1月20日にトルコ政策金利の発表があり、ここらで動く可能性が高いためしっかり刈り取っていきます。
CFDーNASDAQ100
今週、最もヤキモキしたのがズバリNASDAQ100
先週の見通しについてもお話ししましたが、今週はNASDAQ先物が16100ドルまでは一旦回復する、という戦略で動いていました。
ところが、想定以上の15200ドルまで暴落したシーンもあり、当初の見込みから下方修正せざるを得ませんでした。
結果として16000ドル近くまで戻り増しましたが、利確タイミングを下方修正したことから15850ドル付近で一旦ポジションを解消しました。
これによって、25万円ほど利益確定できました。
ただ、今週はQT(量的引き締め)が前倒しと、利上げの回数折り込みもあり、センチメントは悪化している状況の中、ダブルボトムを付ける可能性を考えてショートポジションに持ち替えました。
これで持ち替えたときに、ちゃんとずっとショート持っていたら、2回目の要人発言(1月13日)の時の下げを拾えていました。
ところが、CPI(消費者物価指数)が7%と記録的な数字にもかかわらずNASDAQ指数が下がらず、まる1日強いチャートを見せてくれたので、再びショートポジションを損切りしつつロングポジションに持ち替えてしまったのが運の尽き・・・。
再び15300ドルまで下がってしまって含み損を抱える展開になってしまいました。
買い増しして取得単価を下げることはできましたが、失敗だなと思ったトレードでした。
NYクローズ向けて、QTの折り込みともとられるダブルボトムを形成し、15600ドルまで戻したので、含み損はある程度解消されたので良かった、
とはなりましたがやや不安が残ります。
このまま強いチャートに戻ることを期待したいところです。
さて、新しく材料が出ないだろうという予測から1月17日週のNASDAQはバイ&ホールドが基本戦略です。
とはいっても、チャートの形やセンチメントがさらに悪化する材料が出た場合は一転してドテンショートは必要になります。
ロングしつつも常に市況を監視して柔軟に対応していく必要があります。
CFDー天然ガス
きんくまが大好きな天然ガスについても今回はレポートします。
この時期にありがちな寒波の予報で、天然ガスが急騰しました。
これはチャンスで、寒波による供給不安は比較的短期間で収束する、という過去のデータがあります。また、EIAが報告する貯蔵量も5年平均を上回っており、暴騰まではしないだろうと踏んでいました。
したがって、徐々にショートを積み増し、積み増ししていったのですが、、、あがるあがる、まじであがりまくる!!
含み損が100万円近くになってしまったという、ヤラカシ先生です。
これね、30%以上の上げて過去最高レベルなんですよね。
単なる寒波でここまで上がるのも、潜在的なエネルギー供給不安、ひいては欧州のガス価格の高騰が背景にあるのかなとも思っています。
4.8ドル付近である程度安定してきたため、強めにショートを追加し、合計170枚でいざ勝負!といったところですが、無事に目論見とおり下がり始めました。
でも下がるのも急すぎます。
1週間~2週間は覚悟していましたが、たった1日でストンと落ちました。
順次利益確定していき、3分の1程度のポジションを解消して24万円の利益確定です。よかったよかった。よかったけどやっぱり下がりすぎ。
最終的には4.23程度でクローズしましたが、短期的には3.7~3.9ドルのレンジに落ち着くものと見られます。このレンジは12月水準となります。
ところで重要なこと言いますが、通常時の天然ガス価格は2.5~3.5ドルのレンジで取引されます。これは採掘・貯蔵コスト含め企業が持続的に利益を出し続けることができる価格です。これ以上は中長期的には裁定が働き、供給が増えて2.5~3.5ドルに落ち着くということですね。
*3年後の先物価格が参考になるかと思います。過去の2017年ごろの月足みても分かりますよ。
つまり、昨今のエネルギー不安から0.5~1ドルほど高くなっているということです。
4月以降の先物が上がってきているので、さらに水準を切り上げる可能性はありますが、現状ですと以下の見立てとなります。
5年平均と比較して、貯蔵量が十分である
裁定の下落圧力がかかっている(いわゆるバックワーデーション)
欧州ガス危機の材料出尽くし(ノルドストリーム2稼働すれば解消)
以上から、短期的には戻し売りのショート戦略でよろしいかと思います。
中国株ーテンセント
CWEB構成銘柄として、悪評感漂うテンセントではありますが、ここ数カ月の下落は、企業の力によるものではなく、外力によって下落しています。
恒大集団のでデフォルトによる全体的な中国株のセンチメント悪化
当局の規制によりゲーム事業に歯止めがかかっている
独占禁止法に備え、JDドットコムとの資本提携終了
ざっとこんな感じです。もう一度言いますが、超巨大企業なのに、世界時価総額10位から陥落したのは、外力による操作です。ですので、単純に仕込み時です。
それだけではなく、1月20日に権利落ちする特別配当があります。
詳細は以下の通りです。
引用元の通り、テンセント21株につきJDドットコム1株の配当です。
1月14日クローズで、JDドットコム株は287HKDです。
同様にテンセントは472HKDなので、配当利回り2.89%となります。
ここで重要なことですが、CFDでレバレッジ取引した場合でも適用されるようです。
レバレッジ5倍で取引した場合、なんと驚愕の配当利回り14.45%!
権利落ち日に持っているだけで100万円が114.5万円になるみたいな、ウソみたいな話になるというわけです。
もうこれは全ツッパするしかあるまい!
これを読んだ皆様も、是非ともテンセントホルダーになりましょう!
(注意:投資助言でないですよ!仲間になろう、という感じ!)
ということで、おそらくラリーが来る!と予測していたので、ちょいちょいテンセントを買っておりました。
でね、猛烈な勢いで株価が上がってしまったので、利益確定売りしちゃった!てへぺろ!
これで20万円プラスです。
もちろん、1月17日週はJDドットコム配当狙いですので、1月20日の権利落ちまでしっかり買っておきます。
投資戦略まとめ
来週の戦略をまとめると以下のような感じです。
トルコリラ円 ー 戻り売りでの"ちょっとずつ"ショートエントリー
NASDAQ100 ー QT折り込みからの上げに期待しバイ&ホールド。 チャート&センチメント次第でショートへ切り替え。
天然ガス ー 3.7~3.9ドルレンジ内になるまでショート
テンセント ー 1月20日の特別配当の権利落ちまで全力で買い。
おわりに
2回目の投稿です。こんなかんじに、毎週レポートを継続していければいいなと感じています。
題材は色々変わりますが、「来週の予測」は必ず入れていきますので、皆様の有益な情報になるといいなと思います。
当たるも八卦、当たらぬも八卦の心持ちでご覧いだけると嬉しいです。
一応念のため、オススメとか推奨とかじゃないですからね!
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