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#53【自分をつくる】書くとは死への1歩

書くとは危険だ。

ふと思う。

書くとは社会に不適合する1歩かもしれない。

そう思う。



書くとは自分と向き合う行為だ。

自分の中のごちゃごちゃを再構成する。

自分を煮詰める行為なのだ。


自分を煮詰めると色が濃くなる。

すると他の色から浮いてしまう。


主観を突き詰めると客観がなくなり社会になじめなくなる。


他人のテンポが分からなくなるのだ。

そうしてすれ違い、徐々に認識されなくなる。


完全に認識されなくなると人は死ぬ。


濃い色は疎外され、認識しまいとされるのなら

書くとは死への1歩なのかもしれない


一方で色が薄まれば社会になじめるかもしれないが、それは自分なのか


きっと何事もほどほどなのだろう。


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