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事業がうまくいく・いかない 原因が明らかに

 事業のご相談でうまくいっている感じの人、そうでない人が明らかなことが多いです。中小企業診断士として年間でたくさんのかたにお会いしますが、その中で感じた特徴をお伝えします。

この記事でお伝えしたいこと

要はうまくいくもいかないも「自分次第」ということです。
中小企業診断士としてお伝えしていることは、

1.あきらかな法令上、会計上、制度上の間違いは指摘させていただきます
2.少し足りない視点を補って、ご検討いただきます
3.原因を3段階くらいまで掘り下げて、一緒に考えます

これに集約されます。1.と2.については、知っているかいないかですので、お伝えしてお気づきいただければ解決します。
 一方3.原因を掘り下げる これについては、知識でなく考えることが必要になります。

うまくいっている人とそうでない人の決定的な違い

・うまくいっている人
総じて、感謝の言葉が多くたまたま起こった事象を肯定的に捉えています。
例えば、「商品が売れている原因はなんだとお考えですか?」といった問いにはこのようにお答えいただくかたが多いです。

「いらっしゃったお客様に最大限楽しんでもらっています。」
「心の底からいいと思う商品を役立ててもらいたいと思ってお伝えしています。」
「ありがたいことに○○さんで取り上げていただいて、注目いただいた結果です。」

相手を喜ばせたいという気持ちや、周囲のおかげという考えが中心にあります。感謝や喜びは良い連鎖をします。

・うまくいっていない人
総じて何かしら自分以外のところに原因を設定している=感じているかたが多いです。
例えば「今の状況が起こった原因は何だとお考えですか?」との問いには、

「昨今の感染症の状況でさっぱり客足が途絶えちゃって。。」
「従業員がいい人が集まらなくて、一人で大変なんです。」
「お客さんの要求がきつくて。。」
「いや、うーん、ちょっとわかんないです。」

などなど、他責、または考えていないというかたが多いです。

いかがでしょう。

昨今の社会情勢の中でも業績が伸びている事業もあります。
いいところを探る視点があれば事態は好転すると考えています。

また、従業員を集めているのはだれでしょうか?
経営者や事業責任者ですが、集め方や魅力の打ち出し方を考えたことはあるでしょうか。自分たちのことを打ち出せる良い機会かと思います。

お客さんからの要求を単なる押しつけと考えていませんでしょうか?
同じ条件でさらに良いものを提供できる機会と考えられないでしょうか。

なんとなくこうなっちゃったというかたは、流されているだけではないでしょうか?自分の事として積極的に物事をとらえられているか自問してみるとよいと思います。

周りが好転しなければ、状況を変えることが難しい思考です。

似たようなことが創業計画のスムーズさにも出ます。
こちらでも同じ観点で書いています。

いかがでしょうか。どの答えも実際に私がお伺いしたものです。

まとめ

事業をうまくいかせるには、

・あらゆる状況に感謝して
・自分の考え方を、原因を、自分に設定してみる

これだけであらゆることが、前に向いて走り出すはずです。
ポジティブシンキングというよりは、全ては自分の糧である前提に立つと人生楽しいですね。

楽しんだ人がうまくいく世の中だと考えています。

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