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わたしの海外旅行記 ベトナム編3

空港に着いた私は早速イミグレーションで入国審査をする。
簡単な英語で滞在目的を告げると私のパスポートにバチんと押される証印。
後は、預けた重たいバックパックを拾い外へ。

もわっとしていて、そして体に纏わりつくような熱気。
その後に目についたのが人、人、人。
到着したのは夜中の2時を回ったところなのだが、空港の一歩外にはものすごい人だかり。
家族や友人のお出迎え、タクシーの客引きなど到着早々にベトナムの活気を味わう。
まず、私は予約している宿へ向かうためにタクシーを捕まえようと思うのだが、いかんせんこの人の多さと友人に注意されていた『ベトナムはぼったくりが多いよ。タクシーも例外ではないから気をつけて』とその言葉が残っていたのか、客引きしてくるタクシー運転手のみんながぼったくりに見えてくる。
私は一度空港内へ戻り、空港提携のタクシー会社に車の手配を頼んだ。
行き先を告げると2500円で行けると。
なんとなく高く感じたがその時に私ができる最善の策でした。

タクシー乗車後はスマホに記録してあった宿の住所を見せる。
なんとなく首を傾げてわかりきっていない素振りだったけどタクシーは出発した。
時間は夜中の3時だったが街の灯りはギラギラとしていて至るところに『KARAOKE』の眩いLED看板を目にした。
店の軒先では人々が椅子を並べて宴を張っていた。
そんな光景を見てテンションを上げていた私に運転手がクルマを停め、『もう一度住所を見せてくれ』と。
少し迷っていたようだ。
私はもう一度住所を見せると彼は頷き再びクルマを走らせた。


その10分後、彼はもう一度車を停め宿に電話をした。
分からなかったようだ。
うん、そうだよね、こんなに入り組んだ道だからしかたないよ。

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