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#0068【資産形成】不動産投資に必要な資質と不動産投資に向いている人

資産運用の対象は株式投資、投資信託、FX、仮想通貨、不動産投資、REITなど様々あります。別にどれか1つに絞る必要はありませんので複数かけ持ちするのもいいでしょう。不動産投資を選ぶ傾向にある人、向いている人にはどんな方がいるか、これまでに読んだ不動産投資、投資、副業、不労所得、FIREなどをテーマにした書籍の中で不動産投資に向いている人として多くの著者が共通項としてあげている点をまとめてみたいと思います。

【勉強熱心な人】
不動産投資を成功させるには不動産の知識以外にも簿記や税金、法律の知識など様々な知識が必要です。法律といっても建築設備に関する法律もあれば、賃貸業に必要な民法、宅建業法などの知識もある程度は身につけなければなりません。本業がサラリーマンの方は専門分野でないことも勉強して習得していくことが必要になります。

【長期的思考の人】
不動産投資は株式投資とは違い日々の値動きで利益をあげるというよりは中長期に購入、保有、売却というサイクルを回します。短期間で結果を求める志向の方にはあまり向いていません。日々の変化ではなく1ヶ月、1年、5年、10年といったスパンで戦略的に進めていける方が向いてると思います。

【工夫する人】
不動産投資の場合、自分ならその物件を購入してどうやって物件の価値を高めていけるかを工夫することができる人の方が向いていると思います。条件に合わない物件は購入しないスタンスでいるとなかなか購入できません。例えば、バス・トイレ一体型のユニットバスの物件を購入したあと、バス・トイレ別にリフォームしたり、簡単なことは自分でDIYしたり、空いている敷地の活用を考えたり様々な取り組みを工夫できる方が成功しやすいと考えます。管理会社や工事業者さんに丸投げも可能ですがオーナーとしてもいろいろと考えて工夫し続けることができる方が成功している傾向にあるように思います。

【行動力がある人】
物件を探したり、売り出された物件を見に行ったり、融資をしてくれる銀行を開拓したり、マンションを建設するのであれば建設会社を探したり、待ち構えていて自分に都合のよいことが起きないか期待するタイプ方よりは、自分からチャンスを掴みに行くような行動力がある方が成功しやすいと考えます。できない理由を探して諦めて行動しない人よりは行動する方が成功しやすい傾向にあると考えます。

【楽しめる人】
不動産投資をはじめると、トラブルが一切ないということはなく、大小の様々なトラブルが起こります。滞納、マナーの悪い入居者、漏水、エアコンや給湯器等の設備の故障など不動産投資のリスクと想定されていることは必ず起きます。1つ1つ解決していくことが必要です。管理会社任せにすることもできますが、自らの学びの機会でもあるため、どう解決するか考えて前向きに取り組める方の方が向いている気がします。

【まとめ】
5つほどあげましたが、1つ1つは別々の要素というわけでなく相互に絡み合っていることが多いです。また5つ以外にもも管理会社、仲介会社、設備業者、司法書士、銀行など様々な方の協力をえてうまくいくため、プロジェクトマネジメント力やコミュニケーション力があると向いていると思います。そういう意味ではサラリーマン大家さんは仕事を通じて身につけたビジネスマンとしてのスキルが活かされ不動産投資に向いているかと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。よかったらお気軽にフォロー、スキして頂けますと幸いです。

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