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「モルドバへ行きたい」クラファンに関する一部謝罪&旅を通して発達障害に関する問題提起をすること

概要:「どうやってモルドバで生きづらさや発達障害関連の調査をするのか」という質問に回答

「カジヤマシオリがモルドバの旅で何をするのか」「発達障害をカミングアウトして初のヨーロッパ旅」

カジヤマです。質問箱に届いた質問にお答えするマガジンの3回目です(唐突)。
質問箱はこちら→https://peing.net/disorderwriter

私の旅の記事をあまり読んだことがない人からの質問かな…私の旅の様子を見てたら「調査」には結びつかないと思うんだけども…どう思うかなんて人それぞれだから仕方ないか…
(旅の記事はあんまりTLに流しませんが…たまに流した時はどうぞよしなに。)

あ、私、4月の半ばに東ヨーロッパのモルドバという国へ行きます。資金が足りないのでクラウドファンディングもやってます。詳しくはカジヤマシオリの旅に関するウェブサイト「キンダーメル」を。

最初に言っとくと、私自身は旅人(トラベルライター)で、調査チームや研究者ではありません。

モルドバには調査や何かのデータを取りに行くのではなく、旅をしに行きます。だから、「モルドバを旅する」という軸をぶらさずにやります

私とヨーロッパ旅のイメージが結び付かないので、「カジヤマシオリは発達障害の調査をモルドバにしに行く」と勘違いされてる方結構いそうだなと気づかされました…

自己ブランディングがちゃんとできてない証拠ですね。反省です。


たぶん書き方が悪かったのもあるので、ちょいと書き直します…むむむ。

もしちゃんとした研究結果を期待されてるのなら、がっかりさせてしまうので参加を見送ったほうがいいと思います。

(一度お支払いいただいた支援金は払い戻しができませんゆえ、発達障害の衝動性だけで参加しない方がいいですよ…衝動性コワい…)

モルドバ旅は、発達障害をカミングアウトして初のヨーロッパ旅です。今までのキャッキャウフフ要素が強い旅とは違うものになると思います。なぜなら、私自身、カミングアウト後のアレコレを通して、私が発達障害であることとヨーロッパを旅することは切っても切り離せないとわかったから。発達障害のことに触れつつ、クラウドファンディングを始めたのです。「発達障害の調査をしたくて」支援してくださいとは言ってないはず…

あくまでも旅をすることをベースに、障害の有無にかかわらず積極的に話を聞く。

そのうえで「生きづらさって感じてる?」「発達障害って知ってる?」と問題提起をします。たくさんの孤児や貧困問題を抱える地域、国境近くの治安が安定しない地域にも行く

大勢でわいわいが苦手な私なりに、人との出会いを大切にしていきたいと考えています。

このような形でモルドバという国に足をつっこんでしまった以上は、日本の人がモルドバを知るきっかけにもなってほしいし、たくさんの日本人に訪れてほしいという気持ちもあります。

旅人である以上、現地の様子の発信は怠りません。

直接発達障害に関するデータを取りに行くのは私じゃなくてもできるけど、現地の様子を伝えながら問題提起をするのは私だからできること

しっかりと自分の目で見るからわかること、感じることがあるというのは、これまでのヨーロッパ旅でわかっていますし…


日本とは全く環境の異なるモルドバで「幸せ」について問いかけたり、「生きづらさがあるのか?」と問いかけたりすることに意味があるのです。

一見豊かな日本に「生きづらさ」や「発達障害」があるのに、モルドバにはなかったら…という疑問を私が提示すれば、考えるきっかけにはなりますよね。

あと、私が発達障害をカミングアウトしたうえで旅を続けるのは、少しでも「発達障害」という文字が目につく回数が増えるようにって目的もあります。

当事者以外に向けて、発達障害という文字を見る回数を増やすことは、デメリットにはならないと信じています。

旅中の出来事で、発達障害に関連することが何かしらあれば、どんどんTwitterで発信していきます。

おそらく、これまで支援いただいた当事者さんは、私にそのようなことを期待しているのだと思います。

旅を通して発達障害に関する問題提起をしたり、人々の声を届けたりして。データよりも「発達障害を持つカジヤマシオリが見たモルドバ」を見るほうが興味あるんじゃないかなと。

あと文章とか私の撮る写真とか。だから参加者全員へのリターンとして写真を用意しています。


まずは「写真が欲しい」でもいいから、モルドバを知るきっかけにも、発達障害について考えるきっかけにもなってほしい。

だから、リターン内容は旅人の私ができることをしか詰め込んでません。発達障害に関する調査なら「はっきりとしたデータを直接お渡しする」である程度のお金は集まるだろうし。

本当は#発達障害の私とヨーロッパ旅のアカウントでも大々的にクラウドファンディングを宣伝したいのですが、モルドバへ行くのは発達障害に関することがメインではないので控えております。

控え目に宣伝させてもらってます←

とはいえ、クラウドファンディングページにも書きましたが、現地の人と発達障害や生きづらさについて話す機会はあります。


現地の人から話を聞けるツテを作ってあります。まずは「生きづらさ」はあるのかを問いかけます。


モルドバには、発達障害関連の医療従事者はほとんどいないようですので、質問者さんの期待されているような調査はおそらく行いません。

発達障害者を探して話を聞くのは現状難しいけど、最貧国のモルドバで暮らす人に発達障害のことを振ってみます。

もちろん当事者と話す機会があればガンガン話す。


ちなみに以前、「キンダーメル」で紹介したビオレッタさんは知らないようだったので…

ほかの人からも同じような反応が返ってくるのか、果たしてそうではないのか。ぜひ見守っていただきたいと思います。

「障害者に見えない」って言われるんだろうか…


知らないといわれれば、発達障害のことをちゃんと説明したうえで「私を含め、日本にはこの障害を持って生まれ生きづらさに苛まれている人がいっぱいいる。この状況、正直どうよ?」と(もっとフランクな感じで)投げかけるつもりです。もちろん投げかけ方はその都度考えます。


今後、経済発展したモルドバの行く末が「生きづらさ」の温床だったら…と仮定して考えても答えが聞けるかもしれないし。

「発達障害ゆえ○○のことで困っているんだけど、(モルドバで暮らす)あなたならどう対処する?」と聞くのもアリだと思っています。


ちなみにモルドバは英語が通じません。

私は英語だけなんとか、って感じですがモルドバ語がさっぱりなので、現地の人に通訳をお願いしてあります。

このことを今まで言ってなかったので「モルドバで発達障害の調査?無理やろワロスw」と思われてそうだな…と再確認しました。

モルドバには、ヨーロッパ最貧国で暮らしているとは思えないくらいイキイキしている人がいる。

裕福な国・日本で暮らしているのに、なぜ私は「生きづらさ」を感じているのだろう。

そのギャップに対する自分なりの答えが欲しくて、モルドバへ行きたいと思ったのです。


そのギャップを日本に向けて発信することができれば、私のように「生きづらさってなんだ?」って考えるきっかけになると確信しています。


発達障害をオープンにしてから初めてのヨーロッパ旅だから。

発達障害を考える、発信する時間にもしたいと思っています。

私のTwitterがクラウドファンディング一色に染まってないのはそういう理由があるからです。

ほんとはもっと「クラファン!クラファン!」って言いたいんだけど。

一言でまとめてしまうと、調査ではなく「日本と真逆のヨーロッパ最貧国・モルドバでの旅を通して発達障害や生きづらさの問題提起をする」ということかな。

それが、ヨーロッパを旅するカジヤマシオリがが最大限やれることだと思っています。

旅という軸をぶらさずに、モルドバでの様子を知らせながら、問題提起をします。あえて先進国ではなくヨーロッパ最貧国のモルドバで、というのがポイントです。


クラウドファンディングをやっている以上、参加していただいた方からは「○○について聞いてほしい」「○○に会ってほしい」という要望を積極的に受け付けたいと思っています。

発達障害に関することはもちろん、それ以外のことでも。発達障害を軸にしたクラファンではないので、柔軟に、ね。なんせ私は一般人ゆえ、実現できることには限度があると思いますが…

このnoteを見ていただいた方、クラファン参加者さま、何かしらでカジヤマシオリを見守っていただいてる方。内容はどうであれ、お返しのできる旅にするために。


(※この答えに関する反論は、質問箱経由では受け付けておりません。直接の回答ができないので、メールやSNS経由でお願いします。

反論する前に、もっと私の旅の記事を読んでいただきたい。キンダーメルたびねすその他含め全部読んでるとまる1日はかかりますね←


だけど、私のクラウドファンディングページの書き方が悪かったことは素直にお詫び申し上げます。即書き直します。リターン内容の変更は今のところ予定してませんのでご安心を)

カジヤマシオリが4月にモルドバへ行く。クラウドファンディング詳細ページ


この窓口を通じて受け取った支援は、#発達障害の私とヨーロッパ旅 に使います。詳しくはカジヤマの無料noteをご覧下さい。金額は問いません。なお、noteを購読することでも支援ができます。