習慣が変われば性格、運命が変わる。魔法の習慣③~手帳に健康状態を記録する。定期的に点検、見直す。
マザー・テレサの言葉です。
言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
正確に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。
また、ナイチンゲールも同じようなことを言っています。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
自分の人生をすぐに、急に変えよう、良くしようと思っても、なかなかできません。着実に一つ一つ良い習慣を身につけるほうが、遠回りのようでいて、近道です。
特に「よい」習慣は身につくと、それに裏打ちされた行動が、「全人格」として表れてきます。
習慣自体が、「その人、そのもの」と言えるかもしれません。
私自身はまだまだ、ごつごつといろんなトラブルにぶつかりながら、凹みながら暮らしています。でも、いろんな先人の言葉、行動から学び、少しは身についた習慣、あるいは、効果があった(良い人生につながった)と思える習慣も増えてきました。
そのおかげで、トラブルを小さくしたり、立ち直りが早くなったり、そして、ネガティブな思いを引きずらずに、前を向けるようになりました。
そんな「人生を変える魔法の習慣」を、これから、いくつか紹介していきたいと思います。
よかったら、お付き合いください。
手帳に健康状態を記録する。定期的に点検、見直す。
手帳の始めの方に「月」ごとページがあります。
昔は、先々の予定などを書いて、スケジュール管理をしていましたが、スマホやパソコン、別の紙で予定を考えることが増えてきたので、あまり使わなくなっていました。そこで、何年か前から、「記録」のページとして活用するようになりました。
現在、記録しているのは次の通りです。
1 運動記録(歩いた距離・筋トレ)
最初は、散歩(ジョギング)でどれぐらい歩いたかの距離を記録していました。
運動することは健康にいいと頭では分かっていても、なかなか続きませんでしたが、記録をするようになって変わりました。
毎日記録するので、怠けて歩かないということが減りました。
また、距離を記録することで(正確にではなく、自分の感覚でですが)、1週間や1か月、1年ごとにどれぐらい歩いたかの距離が出るので、数字が伸びていくこと自体が楽しくなりました。それで、続けられるようになりました。
「筋トレ」も、別にジムに通ってということではなく、例えば、重たいものを運んだとか、階段の上り下りを何度もする経験をしたとか、いつもとは違う体に負荷がかかるような運動をしたら、「筋トレをした」として記録しました。あくまで、自分の主観です(笑)。
2 お通じ記録
排便ごとに、自分の便がどんな状態かを◎、〇、△、×で記録するようになりました。それぞれ、次のような分類にしています。
◎:1本のバナナうんち。おしりを拭いた時に、紙に便がつかない状態。
〇:バナナうんち
△:軟便
×:下痢
記録をする前は、下痢になっても、「何か悪いものでも食べたかな」「食べすぎたかな」ぐらいで通り過ぎ、あまり深く振り返ることもありませんでした。
しかし、
記録をすることで、自分にとって何が体に負担をかけているのか、どういう状態なのかを細かく見つめることができました。
例えば、下痢の記録を辿っていくと、自分の体質についての発見もありました。
というのも、健康にいいからとヨーグルトを食べたり、水を飲んだりしていましたが、冷たい状態で体に入れると、次の日、下痢か軟便になることが多いと分かってきました。私は「冷え性」でもあり、胃腸を冷やすと、すぐにおなかがゆるくなると分かってきました。
また、コーヒーを飲むことが多いですが、砂糖や牛乳などを多く入れて飲みすぎても軟便になりやすいことも分かってきました。
ひょっとしたら、牛乳に弱いのかもしれません。
原因が分かってくると、対処できます。
ヨーグルトは、夕食のあと一緒に食べるようになりました。
これだと「温かいご飯」のおかげで、おなかの中では冷えすぎる状態になりません。
水も常温で飲むようになりました。
コーヒーも砂糖や牛乳の量を調節することで、おなかへの負担を軽くできました。
いろいろためして、お通じ記録が×、△だった日が多かったのが〇、時に◎が続くようになりました。
健康法がいろいろと紹介されていますが、体質や個人差があるので、自分にそのまま当てはまるわけではありません。記録を取りながら、自分にとって一番いい方法を探っていくことも大切なことだと実感しました。
最近では、年ごとに記録を見直すと、1月の大寒あたりで便秘になりやすいことも見えてきました。
1年のうちで一番寒い時期であり、自律神経が乱れて、腸が不活発になるのかもしれません。であれば、体を温めることで、改善していけるのではないかと、いろいろと試しています。
昔は、便秘や下痢を繰り返していましたが、いろいろと自分の体質や生活を改善することで、随分とお通じの状態も変わってきました。記録をとって、自分に合った方法を試したからだと思います。
3 睡眠時間
起床時間、就寝時間を記録するようになりました。
毎日寝ているので、あまり睡眠について考えたことはありませんでしたが、最近、「日本人は世界的にみても睡眠時間が足りない」「睡眠の質が大切」等と聞いて、自分はどうか振り返るようになりました。
自分の平均睡眠時間や次の日の体調との関係など、いろいろと分かりました。
睡眠時間(量)が減ると、次の日、あくびばかりで、パフォーマンスが落ちることも分かってきました。
睡眠時間を削って頑張って勉強や仕事をするより、しっかり寝て、フレッシュな頭や体で活動した方が、よっぽど作業が進みます。
また、休日だから、寝だめしようと昼近くまで寝ていたら、逆にその日の午後、次の日もだるいというか、あまりうまくいかないことが多かったので、休日でも(休日こそ)、いつもの睡眠時間、起床時間にするといいことも分かってきました。
また、私の特徴として、暖かい季節になると起床時間が早くなりますが、冬などはなかなか起きられません。これも自分の「体質」として、無理に早起きしようとか、時間を合わせようとせず、自分が心地いい時間にあわせるようにしています。
4 体重
ダイエット方法の一つに、「毎日体重を測るだけ」と言うものがありました。
なぜ、測るだけでダイエットにつながるのかと疑問に思いましたが、実際に自分も記録するようになって分かりました。
体重を記録すると、自分の体、健康へのフィードバックにつながり、ちょっと増えたなと思うと、自然とその日の食事のメニューに気を付けたり、食べる量を少なくしたりと意識的に行動することにつながりました。
そして、それが、毎日続くので、長期的ではありますが、無理のないダイエットにつながるのかなと思います。
体重も自分の月ごとの変化をおっていくと、10月以降の秋から体重が増えやすく、7,8月は一番体重が落ちていることもみえてきました。
寒さに対応するため、「体」が、ちゃんと脂肪をつけようとしているのかもしれません。
逆に夏場は、汗をかき、新陳代謝がよくなるから太りにくいのかなと発見もありました。
自分の体のことは、自分が一番わかっているつもりでいましたが、日々、何となく、ただの思い込み、CMなどに惑わされて、あまり分かっていないことを実感しました。
自分の体質に合わせた生活が一番、自分の健康につながる
と思います。
そして、そうやって工夫を重ねることは「自分軸で生きる」ことにもなると思います。
その一番のスタートは、「健康記録をつける」ことかもしれません。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?