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習慣が変われば性格、運命が変わる。魔法の習慣④~日記を書くことでたくさんの幸せが舞い込んでくる

マザー・テレサの言葉です。

 言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
 行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。 
 習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
 性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

また、ナイチンゲールも同じようなことを言っています。

 習慣が変われば、人格が変わる。
 人格が変われば、運命が変わる。

 自分の人生をすぐに、急に変えよう、良くしようと思っても、なかなかできません。着実に一つ一つ良い習慣を身につけるほうが、遠回りのようでいて、近道です。
 特に「よい」習慣は身につくと、それに裏打ちされた行動が、「全人格」として表れてきます。
 習慣自体が、「その人、そのもの」と言えるかもしれません。
 
 私自身はまだまだ、ごつごつといろんなトラブルにぶつかりながら、凹みながら暮らしています。でも、いろんな先人の言葉、行動から学び、少しは身についた習慣、あるいは、効果があった(良い人生につながった)と思える習慣も増えてきました。
 そのおかげで、トラブルを小さくしたり、立ち直りが早くなったり、そして、ネガティブな思いを引きずらずに、前を向けるようになりました。
 そんな「人生を変える魔法の習慣」を、これから、いくつか紹介していきたいと思います。
 よかったら、お付き合いください。

日記を書くことでたくさんの幸せが舞い込んでくる


 日記を毎日書くようになって20年ぐらいたちます。
 書く媒体や書き方も移り変わってきましたが、とにかく現在も、毎日書き続けています。
 習慣になったのは、書かないことに何か違和感があるというか、書かずにはいられないという思いがあると同時に、次のような良さ、効果を感じているからです。 

1 書く力が高まる

 たとえ、数行だったとしても、文章を書けば書くほど、書く力が付きます。文章力がアップします。
 スポーツなどで「1,2日休むと体がなまる」、読書は筋トレと同じで「読み続けることで読むスピードや理解力が上がる」と言われます。

 書くことも同じ。やはり続けることで、上達します。
 
 私自身も、日記を始めた頃は、なかなか書くことを思いつかなかったり、詰まりながら書いたりしていました。すらすらと文が出てこなくて時間ばかりかかっていました。
 しかし、100日超えるぐらいから、文章を書くスピードが飛躍的に上がりました。

2 観察力がつく・日常生活に「光」を当てる力がつく。 

 すらすらかけるようになった要因の一つが、書く前から、「今日はどんなことを書こう」と、無意識に書くネタを探していたことにあります。
 
 自分が体験する様々な出来事に対して、少し引いて見る~客観的に見る~癖がついて来て、よく観察するようになりました。

 例えば、その場の状況、周りの様子など。何が置いてあったか、誰がいたか、どんなことをしゃべっていたか・・・。時に、調子がいいとメモしていなくても、会話内容をそのまま再現できることもありました。
 
 そういえば、作家、もの書きの人達は、「静かな方」が多いと聞いたことがあります。もちろん、いろんな方との交流で全く喋らないということではなく、むしろ、豊富な語彙で、楽しく会話をされるのですが、常に「観察する」力があるので、書く題材になるようなことをどんな時でも「取材」しているからではないかと思います。
 
自分がしゃべっている時はなかなか、細部まで観察できません。やはり、しっかり「見よう」とすると「静かになる」のではないかと思います。
 
 また、観察する中で、自分の興味・関心に応じて、生活を見直す、新しい切り口でとらえ直す機会も増えました。
 
 言い換えると、何気ない出来事に「光を当てる」という感じでしょうか。  
 きっと、他の人は何も感じず通り過ぎるだろうことに、自分流の見方で、プラスの意味を見出したり、違和感から、その奥に何があるかを表現したりすることで、自分が経験した「現実」をより深く見直しているんだと思います。

3 反省力がつく

 日々、いろんなことを経験します。さまざまな出来事があります。
 当然、その中に自分もいて何やかやと動いていますし、参加して周りの人たちとかかわりをもっています。

 時に、嫌だなと思う経験もします。

 でも、そんな時、日記を書きながら、自分について振り返られます。
 初めは、感情が高ぶって、相手の悪口だったり、自分のネガティブな気持ちを書き連ねたりすることもありましたが、

心の中にあった、いろんな思いを一度日記に書いて吐きだすと、不思議と心が軽くなり、「冷静」になれます。

 すると、少し客観的に自分のことを見つめられます。自分の言い方や態度、何が相手に影響を与えたのかなど、自分の考え方の癖や欠点、どうするとうまくいったのかな・・・などと自分を省みることができるようになりました。
 そして、それが、日記を書き続けることでうまくなっていき、ちょっとやそっとのことでは、落ち込まなくなってきました。
 
 きっと、書き出すことで、ネガティブな気持ちと「距離」をとれたり、気持ちを落ち着かせたりできるからだと思います。
 
 そういえば、精神医学の世界では「日記療法」が非常に効果が高い方法として取り入れられているそうです。日々、ストレスをが「0」になることはありませんが、日記を書くことによって、ストレスとうまく付き合う「心のしなやかさ」が生まれ、心が折れづらくなるからだと思います。

4 幸せな気持ちを「つくっていける」

 20年、日記を書き続けてきましたが、書き方は年ごとに変遷していきました。
 はじめのころは、ただ自分の思い、特にネガティブな気持ちを書き連ねることが多かったですが、だんだんと書き方を工夫するようになり今にいたります。
 いろいろあるのですが、特に自分にプラスになる、幸せになると言う意味で
 
日々の出来事から、楽しかったこと、幸せを感じたことを発見する(日記に書く」
 
事に力を入れました。
 「毎日、つまらない」「嫌な事ばっかりだ」と思っていた時期もあります。
 しかし、作家のひすいこたろうさんが

「あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ」

と書いていて、「!!!」。
 
 せっかく日記を書くなら、日々の記録として残すなら、楽しい事、幸せなことにもっとフォーカスしようと思い直しました。

  正直言って、初めは書くのに苦労しました。
 そんな、「幸せなことばかりないわ~」と思いました。
 
 でも、それは自分がそういう目で現実を見ていないからだと気付きました。 

「宝くじが当たった!」的な、ものすごいラッキー、ハッピーなことをかこうとするから書けなくなるのであって、小さな発見、「当たりまえ」と思っている事でも本当にそうかと言うような目で見てみると、感謝の気持ちが湧いてくること、幸せに思えてくることがたくさん出てきました。

 避難所生活をしている方の話を聞くにつれ、三食しっかり食べられて、お風呂で体を温め、安心して眠れることがいかに幸せな事かも思い至りました。
 
 実際、アメリカのブリヤング大学の心理研究では、ポジティブな内容の日記を書き続けたグループの人の幸福度や生活満足度が高いという結果もえられたそうです。さらに、自分が書いたポジティブな日記内容を友人や愛する人に話して聞かせたところ、彼らの幸福度と生活満足度も2~3倍向上したとか

ポジティブな日記内容をシェアするだけで、皆も幸せになるなんて素敵だなと思いました。


このNOTEもそんな幸せなシェアに活用できる気がしました。
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。 

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