見出し画像

自信とは、自分を信じて行動できた回数によってつくられる~コンフォートゾーンを抜ける経験から

 先日、「掃除の会」の総会に参加しました。
 年2回ほどあり、その内1回は、自分が住む県内で。2回目は、別の都道府県で行うことが多いです。
 今回は、自分が住む都道府県ではなく、隣の県での開催となりました。
 これまでも、何回も行われていましたが、私はなかなか参加できませんでした。
 もちろん、家族や旅費などの都合もありますが、やはり、一番は、自分の性格が影響していました。
 
 以前の記事に書きましたが、私は内向的で、人見知り。石橋をたたいても渡らない(渡れない)ところがあり、ぐずぐずと考え過ぎて行動にうつせないところがあります。もちろん、無理をしてチャレンジする必要はなく、いつも通りの日常を暮らす分には何も困りませんが、時に、刺激がなくなって、マンネリ化することで、新しいことに挑戦したい気持ちも高まります。でも、結局、どうしよう、こうしようと頭の中であれこれ、ネガティブなことを思い浮かべては、だんだんと「行動するエネルギー」がなくなって、そのまま行けずじまい。そして、あとから、「は~、行けばよかったかな」「自分は何も成長していないかも」と後悔するというパターンを繰り返していました。
 
 しかし、いつまでもコンフォートゾーン(快適領域)に安住していては、不安や心配が少ない代わりに、自分の成長もないなと、何とか新しいチャレンジをという気持ちも高まって来ていて、先日は、その気持ちを活かして、「新しい読書会」に参加できました。そして、少し、自信がつきました。

 そして、今回。
 隣の県とはいえ、かなり山奥で、高速道路を使っても4時間ぐらいかかるような場所。はじめは、やはり、どうやって行こうか、ちょっと不安だなと、いつもの心配性な自分が出てきて、やはりぐずぐずとし始めました。

 しかし、今回は、「新しい読書会参加」の時の経験をいかしました。
 読書会の時は、自分の友人、知り合いが参加していることを心の支えにして行けました。やはり、全くの一人は心細いですが、一人でも知人がいれば心強くなり、それが行動の後押しをしてくれました。
 
 ならば、今回も・・・。
 ということで、参加すると聞いた、同じ地区に住むAさんに声をかけ、いっしょにいくことにしました。
 
 ただ、ここでも心の葛藤はたくさんありました。
 
・どちらが運転するかな。お願いしようか、いや、いつも人に頼ってばかりではなく、ここは自分で運転しよう・・・かな
・自分が運転するにしても、高速道路なんて、そうそうのったことがないし、ETCカードもないし、使い方も知らないし・・・。
・距離的に、片道でガソリンがなくなりそう。行きは、こちらで満タンにすればいいけど、向こうでガソリンスタンドはあるかな、見つかるかな。
・4時間も運転は、きついから、どこかで休憩しないとな。どこがいいかな。
 
さらに、カーナビがあるのに
「道に迷ったらどうしよう」
「途中で、ガソリンがなくなったらどうしよう」
 
とか、
「Aさんと一緒だから、何かおやつがあるといいかな、何が好みかな」
「車の中で、ずっと、沈黙も怖いよな、何か話題になることはないかな」
などなど。
 
 こうやって、書き出すと恥ずかしいほどに、なんか、いろいろと考えすぎている自分がいて、逆に笑えてきてしまいました。
 
 ただ、自分が運転手になると決めると、今までのように人任せ、頼りっぱなしがなくなり、主体的に、いろんな下調べや準備をするようになることを感じました。車に乗り慣れている、仕事で全国をとびまわっている人からすれば、当たり前で、簡単なことかもしれませんが、経験の少ない自分からすると、大きな大きな学びになりました。
 
 単純に、高速道路名も覚えましたし、PAやSAについても知りました。
 改めて、ETCカードって何かも学びましたし、カーナビの使い方にもよりくわしくなりました。
 
 これらの作業が「めんどうくさい」ところもありますが、実は、頭は活性化しているなと思いました。いつもと違うことをするからです。そして、あれこれ、想像を働かせるからです。
 考えてみたら、毎日は職場と家の往復。たまに、いつも行く店で買い物をしたりするぐらいで、けっこう決まったパターンの生活を送っています。それが「快適さ」にはつながっていますが、考えや動きも固定化しやすいです。そして、「かわり映えしない毎日」の中で、気持ちが動かなくなってもいきます。いわゆる、わくわくしないという感じです。
  
 今回は、総会に参加を決めて、行くまでの事について書いてみました。
 それだけでも、私にとってはけっこうな「挑戦」でした。
 そして、ドキドキ、ワクワクを感じる経験になりました。

 失敗や成功を超えて、自信につながりました。自信とは、「自分を信じて、行動した回数」ともいえます。

 自分ならできるとか、何とかなるから大丈夫等、自分を信じるからこそ、動き出せるし、動くから、たとえ、失敗したとしても、一つの経験として学びにつながります。そして、その積み重ねが「人生」なのかもとも思えました。

 道中や総会の様子については、また、別の記事で書いてみたいと思います。
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?