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自分の体質、性格にあった健康法を「研究」していくことは、「自分軸で生きる」土台になる 

 健康記録をつけるようになって10年ほどになります。
 体重、睡眠時間(起床、就寝時間)、お通じ、食事内容、運動記録などなど。
 
 もちろん、初めから全てのことを記録していたわけではありません、
 
 最初は、散歩(運動)をしたかどうかで、〇・×を手帳にメモするだけからのスタートでした。でも、だんだんとメモしていくと、〇・×から、距離を書くようになりました。距離を書くことで、楽しさや目標が生まれ、継続する原動力になりました。

 本や情報組で睡眠の大切さを知ることで、起床時間や就寝時間を記録するようになりました。睡眠時間を見直すことで、7時間以上は寝ないと、次の日は頭がぼーっとしてパフォーマンスが落ちることが分かってきました。また、どうしても、睡眠時間を削る必要がある場合は、次の日の午後に、20~30分ほどの昼寝をして、カバーすることを学びました。
 
 さらに、便秘や下痢の原因を知るために、お通じの様子や食事内容を記録し、いろいろためして改善するようにもなりました。記録から、自分は胃腸を冷やしたり、食後すぐに横になったりする(寝る)と、軟便や下痢になることが分かりました。
 
なので、水は常温で飲むようにしていますし、冷たいものを飲んだ後は、温かいものを飲食して、おなかの中の温度を下げないように心がけています。あるいは、食後1時間以上たってから横になる(寝る)ようにしています。
 
 最近は体重も記録して、ある意味ダイエット効果もありますし、食べすぎや食事メニューの見直しにもつながっています。ラーメンばかり食べていると、1週間ですぐに1kg以上増えていました(笑)。 

記録をするようになって、さらによかったことは、自分の体に意識を向ける習慣になったということです。ある意味「からだの声・こころの声」を聴くようになったと言い換えてもいいかもしれません。

 記録をつける前は、何となく感覚的に、無自覚に生きていました。
 だから、下痢になっても、「何か悪いものでも食べたかな」ぐらいで済ませていました。

 また、健康番組の情報をそのまま鵜呑みにして実践していました。

 いろんな体にいいとされる研究結果が出たと宣伝されていますが、あくまでそれは「平均」の話です。100人が100人、全員にいい効果があったわけではなく、ある程度の人に効果があったということになります。なので、ひょっとしたら、100人中10人には効果がなかった、逆に副作用があったとして、その 10人に自分が入っているかもしれません。

 実際、私は、腸内環境にいいということで、ヨーグルトを食べていますが、食べ方や量によっては、胃腸を冷やすことになるので、逆に下痢につながっていることもありました。
 このことは、健康記録で見直すことで発見できたことです。

 発見できなかったら、今も「頭」で体にいいことだからと言って、下痢になっているのにヨーグルトを無理やり食べ続けていたかもしれません。
 
 現在は花粉が飛ぶ時期になっています。
 昔は、花粉情報を見て、「飛び始めた」と聞いただけで、薬を飲み始めていました。そして、薬の副作用で眠くなったり、体がだるい感じがしたりして、不快な状態を我慢し続けていました。
 しかし、実際に「体の声」を聴く(健康記録をつける)と、3月上旬に症状が強く出ることが分かってきました。さらに、症状も目の痒み→のどの痛み・違和感→鼻水と変化し、3月下中旬には、落ち着くことも分かってきました。なので、2月から薬を飲む必要はなく、逆に2月からマスクをしたり、洗濯物を部屋干ししたりの対策をとることで、3月中も花粉の影響を少なく抑えられました。
 また、冷え性の私は、この時期できるだけ体、特に胃腸を温める行動をとると、さらに花粉症が抑えられることも分かってきました。 

自分の体の事は自分が一番わかっているつもりでいますが、情報に踊らされたり、「頭」が忙しくて(~しなくちゃ、~すべきだ)、体に対して無自覚でいたりすると、けっこう、我慢や無理を強いていることがあるかもしれません。

自分の体質、性格にあった健康法を「研究」していくことは、「自分軸で生きる」土台になるのではないかと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです

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