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コンフォートゾーンを抜けて、新しい経験でわくわく
やったことがない仕事を任されたり、新しい出会いを求めて、今まで行ったこともない場所・集まりにでかけたりすることは、不安や恐怖も感じやすく、行動に移すまでには時間がかかります。あるいは、挑戦することを避けようとします(私の事です)。
普段いる場所、いつもと同じ行動ができた方が安心で快適さも感じるからです。
こんな「快適領域」のことをコンフォートゾーンと言うそうです。
普段行動している場所や住んでいる所、いつも付き合っている、接している人達などはこのコンフォートゾーンの中にいます。
安心で快適ではありますが、ずっとその中で生活していると、つまらなくなります。それは、刺激がなくなり、自分も成長しないからです。
しかし、かといって、いきなり、難しいことに挑戦したり、大きな目標を立てたりするのは、心理的な負担も大きいですし、不安や恐怖感も出てきやすいです。
となると、
一番いいのは、「ちょっと頑張ればできそう」とか、「今の自分でも何とかできそう」「新しい経験によって、わくわくできる」といった「プチ挑戦」「ちょいチャレ(ンジ)」することです。
代わり映えしない毎日、退屈な日常を感じて、閉塞感や虚しさを感じるようなら、ちょっとした「非日常」を経験することから始めてもいいかもしれません。
そんな私の経験を振り返ってみました。
よかったらお付きあいください。
1 日常生活のパターンを変えてみる
コンフォートゾーン(快適領域)を出ると言っても、難しいことやハードなことをする必要はないと思います。
普段やらないようなことをするだけで、それも「非日常」の経験になります。例えば、次のようなことでも、「新鮮な」気持ちになります。
一つ目が、「闇風呂」。
一日の疲れをとってくれる、リラックス効果の高いお風呂。
血流が良くなりますし、浮力によって、緩んだ気持ちを連れてきてくれます。
そして、筋肉を始め、いろんなところがほぐれます。肩こりにもいいです。
私は、お風呂の中で本を読むこともあるので、けっこう長時間入っています。
毎日の習慣になると、あまり新鮮な気持ちはないのですが、休日など、たまにあると、刺激を受け活性化される方法があります。
その一つがお風呂の電気を消す、いわゆる「闇風呂」です。
人間の脳は周りが明るいと興奮しますが、暗いとリラックスします。
お風呂の電気を消すだけで、リラックス効果が高まります。
また、目を閉じて、日頃パソコンやスマホなどで酷使している目の疲れをとることもできます。
もちろん、真っ暗だと危ないので、例えば、キャンドルをともす方法もあります。ちょっと幻想的な空間いなります。
一番簡単なのは脱衣室など近くの灯りだけつけておく方法です。うっすらと灯りが風呂場に入ってくることで、薄明りの中での入浴になります。睡眠導入には、暗い照明が有効とも言われています。寝る前の入浴から薄暗くしていくことも効果的です。
二つ目が、移動読書。
読書と言うと、部屋で静かにゆっくりと本を読むイメージがありますし、実際そうしています。
少し、趣向を凝らして「移動読書」をじっしするのはにどうでしょうか。
簡単に言うと、「場所を変えた読書」です。
これは、いろいろな場所が考えられます。
図書館、喫茶店、買い物した店のベンチ、電車の中、家族の送迎先の車の中・・・。
一人静かな環境での読書も楽しいですが、ちょっと人の声や雑音が聞こえる店、図書館などの読書も、なぜか集中力が高まったり、読みながら考えが深まったりします。さらに、電車やバスなどの乗り物に乗っての読書は、ちょっと疲れた時に車窓からの景色を見てぼーっとすると、「アイデア」が「降りてくる」ことも多いです。私は、全部読めないと分かっていても、リュックに3冊、4冊と本を入れて電車に乗ることもあります(笑)。重くて背負う肩が痛くなるのですが、出かける前に、あれもこれもと本を詰め込んでしまう癖はなかなか治りません。
部屋以外の場所で読書すると、家族以外の人ともすれ違います。
また、公共の場だと人がたくさんいます。その中で読書するのは、少しドキドキしますが、それが刺激にもなります。特に、喫茶店で読書するのは、ちょっとした緊張感の中での行為になるので、頭もより活性化します、いつも以上に集中できた璃、読みながらアイデアが湧いてきたりします。
三つ目が、散歩コースの変化。
毎日歩くことを習慣にしています。「1,2.1,2」と言うリズム運動が心地よくて、もちろん運動不足解消にもいいので続けていますが、だんだんと歩くコースも決まってきます。そこで、休日など、時間がある時には、散歩コースを変えて、隣町まで行ってみます。そのまま店によって、買い物をします。
風景が変わることはもちろんですが、普段いかないような店にも寄って、これも刺激的です。また、家族と散歩するのもいいと思います。面と向かってだと話しにくい事でも、歩きながらなら、言いやすくなります。
2 学習領域を広げてみる
今から資格取得の勉強を始めよう、英語をマスターしようとすると、私には、かなりハードルが高くなります。始めても、きっと挫折します。ワクワクを通り越して、「やめたい」「逃げ出したい」というネガティブな気分の方が大きくなりそうです。
いきなり、大きな、高い目標を掲げてしまうと無理が生じます。
そこで、スモールステップ、あるいは、「今取り組んでいることからから広げる」と言う感覚が必要です。
具体的には次のようなことをしています。
・読書 普段読まないジャンルの本を読んでみる。
・新しい料理に挑戦してみる
・新しい野菜を育ててみる
・絵を描いてみる
・普段効かないようなジャンルの曲を聞いてみる。・・・
新しい学習の中で、興味が広がれば、さらに突っ込んで学んだり、そこから「資格取得」につなげたりすると、スムーズに取り組んでいけますし、続きます。それは、自分に興味があることが中心になるからです。
3 今活動(参加)していることを延長して、ご縁を広げていく
「2 学習領域を広げる」に近いですが、特にその中で人間関係を広げていく内容になります。
私は人見知り、内向的なところがあって、なかなか初対面の人とうまく話ができないというコンプレックスがありました。そのため、自分から人に会いに行くということにかなりハードルが高くなっていました。しかし、今思うと、それは、1回会って、すぐに仲良くなる、何か交流が始まるなど、頭の中の期待が大きくなっていたり、初対面ですぐに意気投合できることがいいことだという思い込みが強かったからです。
そんな私でも、人間関係が広がったのは、今取り組んでいることから広げたということがあります。
例えば、掃除の会。自分で主催して掃除の会をしていますが、時に「総会」など、他地域の会の方が集まる掃除の会にも出席します。やはり、同じ「掃除」をしている同志として、話も合いますし、興味や苦労も似通っていますので、すぐに仲良くなれます。そして、そこからご縁が広がっていきました。
同じく、読書会。ここでも、他地域の読書会や合同読書会に参加することで、すぐに友達が増えることはなかったですが、何回も顔を合わせていると、だんだんと親しくなっていきます。そのうち、LINEやメール以外でも「一人新聞」「葉書」などで交流する人も出てきて、昔の自分からは想像もつかないぐらい、交友関係が広がっているということも出てきました。
4 まとめ
人と比べると、幸せから遠ざかります。
人が楽しそうにしているからといって、同じ行動をマネしても、それで自分が幸せになれるとは限りません。
簡単に言うと、自分と人の好みが違うからです。逆に言うと、周りからすると、「それの何が楽しいの?」「何か得られることがるの?」と言われるようなことでも、自分がやっていて「わくわく」するということは、自分にとって合うこと、心から望んでいることであって、心が弾み、「幸せ」な気持ちを連れてきてくれます。
何となく退屈を感じたり、心が弾まなくなってきたりしたら、コンフォートゾーンにとどまりすぎて、楽しい気持ちに飢えてきている証拠。
少し、「ちょいチャレ」して、「非日常」(な自分)を経験すると、何時もと違った幸福感を得られると思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
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