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掃除の会に参加して学んだこと 20~掃除を続けることで、自己肯定感が上がる。                     

 1日、2日前の自分と比べた時、成長はさほど感じません。 
 何か変化したのかも分かりませんし、気付きません。
 しかし、1年や10年など、年単位で比べてみると、かなり違ってきていることに驚きます。
 それは、写真で表情を見たり、日記など、記録してきた内容を読んだり、何より日々の暮らしの中で、自分の気持ちが安定しているかどうか(軽いかどうか)で一目瞭然です。 

私の場合は、「掃除の会」に参加し、継続することで、自己肯定感が上がったことを強く感じています。

 参加する前は、常にネガティブなことを考えていました。
 過去への後悔、反省と言いつつ、常に自分を、あるいは誰かを責めていました。
 また、未来への不安や心配も大きく、いつもびくびく恐れていました。
 
 そのため、なかなか新しいことに挑戦できず、状況を打破できないため、自分を変えたい思いは大きいのに、行動できずに常にもやもやしている感じでした。

 車でいえば、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じです。
 
 今現在も、不安を感じたり、不平不満を言ってしまったりはしますが、、昔と比べれば、大きく改善されています。
 
 掃除には、自分を変える力があります。
 掃除には、自己肯定感を上げる力があります。
 
 実際、トイレ掃除をするとうつ病が改善するというお医者さんもいます。
 うつ病の人には、自分を責めて、自分を嫌いな人も多いそうです。
 しかし、(トイレ)掃除をしていると、自分との対話が生まれます。
 あるいは、掃除の動作の中で、自分を責める気持ちから一度離れられます。
 さらに、「汚い」「臭い」とみんなは敬遠するトイレを、自分は掃除しているということで、自分で自分を褒められる、自分を評価していけます。
 結果として、自分を好きになっていき、自己肯定感も上がります。

 
 トイレ掃除ではなくても、日々の家の整理整頓、ちょっとした掃除でも気持ちは軽くなります。
 それは、日々の生活にちょっとした「刺激」をもたらすからです。
 自己肯定感を下げる要因の一つに生活リズムのマンネリ化や刺激の無さがあります。いつもと変わらない状態は、刺激がないため、脳内の快楽物質であるドーパミンが出にくくなるためです。
 
 しかし、掃除は「刺激」を与えてくれます。
 大掛かりな事でなくてもいいです。
 例えば・・・

・5分でいいから、洗面所の鏡を磨く。
・玄関を掃く。掃くのが難しかったら、靴を整頓する。
・食器かごのお皿などをもとに場所に戻す。
・床に散乱しているものを、片付ける。
・窓を開けて換気する・・・

  ちょっとしたことですが、それだけで刺激があり、不思議と気分が上がります。
 そして、

ちょっとした達成感のかげで、自分にはできるという「自己効力感」や自分の意志で、自分が決めてやれた、やり通せたという「自己決定感」が得られます。その2つは、自己肯定感を支えます。

他人の評価に関係なく、自分が自分をプラスに評価できるようになり、自信へとつながっていきます。

掃除には、自己肯定感を上げる力があります。
掃除には、自分を変える力があります。

皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。 

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