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#106【会社】部下から「考える」を奪わないことも良いマネージャーの要素である

こんにちは。

約1年前に部署の課長が代わったのですが、全くタイプの異なる方が課長に任命されたことで、現在、現場である変化が起きています。

どんなことが起きているかというと、みんな仕事に対して一歩踏み込んで対応するようになってきたということ。

実は前の課長は自分の中の正解をはっきりと持っていて、指示も極めて明確でした。部署の共有アカウントから返すメールですら、事細かに下書きをセットしてから課長チェックをして送信するように指示していました。

一方、今の課長は超放任主義、というかまだ仕事を覚えきれていないが故に管理できておらず、現場の書く業務担当が仕事をリードしないと息の根が止まる、という状況です。

どちらが良いかというのはさておき、放任主義の方が現場が育つんですよね。

前の課長の時は、課長の正解を探すようになってしまっていて、お墨付きをもらうことがゴールになっていた。

でも今は、状況が変わり、相談してもあまり的確なアドバイスがもらえないという状況なので(良いんだか悪いんだか)、これはマジでやべえということで、自分で一生懸命考えて業務推進するように意識が切り替わり始めている。

なかなか皮肉なのものですが、現実こんな感じですね。

決して放任主義が良いんだというわけではなく、重要なのは「考える」工程を重視する運営をすることだと思っています。

結局自分が管理しようと思っても、全部自分が細かくみるなんてのは時間がいくらあっても足りないわけですから、ある程度の自走力は必要ですよね。

やばい管理職は現場を育てるというなんとも皮肉な話ですが、別にやばい管理職になろう!という話ではなく、マインドが変わったポイントとして、「正解を与えない考えることを重視する運営をする」というのは1つ大事なんだなと思った次第です。

いろんなタイプの部下がいると思うので、それこそ正解を問うてくるような人もいるでしょうし、一筋縄ではいかないとは思いますが、自分がその立場になった時に心がけたいポイントの1つになっています。



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