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近江勧学館のかるたみくじ - 伝統と神秘の出会い


はじめに

近江勧学館は、滋賀県大津市に位置する近江神宮の境内にある施設です。

近江神宮:

近江神宮は、天智天皇6年(667年)に同天皇が当地に近江大津宮を営み、飛鳥から遷都した由緒に基づき、紀元2600年の佳節である1940年(昭和15年)11月7日に、祭神として天智天皇を祀り、官幣大社に列せられました。

役割:

宗教的な役割:
近江神宮は古代からの信仰を受け継いできました。神道の根本的な思想である神との共存、自然との調和、純粋な心の持ち方などを実践する場として、多くの参拝者が訪れます。

近江勧学館:
近江勧学館は、競技かるた大会の会場として利用されています。1月には名人戦やクイーン戦、8月には高校生の全国大会などが開催され、滋賀県の大会々場としても使用されています。また、「ちはやふる」の登場キャラクターのパネル展示や、競技かるたの記念撮影セットとしてかるたが配置された畳もあり、受付では様々なグッズやお土産を購入することができます。

近江勧学館のかるたみくじとは

かるたみくじの基本的な仕組みと流れ

読み札(絵札)と取り札(字だけの札)の2種類が用意されています。これらが箱の中に入っており、購入した枚数分のかるたみくじを引くだけです。私は当分読み札には縁がないため、取り札の方を引きます。

おみくじとしてのかるたの意味

縁あって参拝したあなたに贈る、今日の1枚です。歌にはそれぞれの意味が込められており、それを解釈するのも楽しいでしょう。

「よも」送ります

よもすがら

阪神甲子園球場での対よみうり戦をライトスタンドで観戦していました。そこで、連れの隣と私の後ろのファンたちと意気投合しました。連れは友人宅に泊まるため、時間に気を使い先に帰りましたが、私たちは残り、スタンドのゴミを拾いました。ゴミ拾いは阪神ファンとして当然の行為であり、罰ゲームではありません。連れの隣に座っていた兄貴が、「ごみ拾うぞー、後で奢ったるさかい」と仰りました。もちろん、奢られるつもりはありませんが、ゴミ拾いは行います。後ろに座っていたファンたちは同じ職場で、その日が甲子園初観戦だったそうです。その兄貴はレプリカユニフォームや選手タオルを4人分、4万円超えで奢ってらっしゃいました。以前にも同じことをしたことがあるそうです。

ゴミ拾い中、後ろに座っていた女の子が私のレプリカユニフォームが欲しいと言いました。私は「洗濯前のものは渡せません!」と言いましたが、次にに眼鏡をくれと言い出し、「これは生活必需品ですから!」と答えました。その後、「よも」を贈りました。かるたでは、相手に札を送ることで1枚リードになります。

「うら」送ります

はしご酒をして終電を逃し、漫画喫茶に行きました。そこで、チェックインが出来なくて困っている外国人に出くわしました。会員アプリが使えないようで、新規会員証の発行方法を案内しました。無事にチェックインができ、彼を喫煙室に誘いました。朝食は牛丼店で朝定食をご馳走になり、高速バスターミナルまで案内しました。私は「うら」を贈りました。ひらがなだけのアイテムは日本らしくて喜んで頂けると思ったからです。その後、高速バスを見送り、私は帰路につきました。私は海外で路線バスに乗ることはできませんが。

4回連続で恋の歌?

はい、その通りです。これらの4つの歌は、すべて恋愛をテーマにした歌です。その理由はわかりませんし、どのような展開が待っているのかも分かりません。しかしながら、近江の大神さまは私の願い事をかなりの確率で実現してくれるようです。

まとめ

かるたには、季節の移り変わりや自然の美、四季折々の風景や自然の美が描かれています。これらのメッセージは、季節ごとの変化や自然の美しさを称賛するものです。かるたは人々を繋げる架け橋であり、共通の文化や価値観を共有する場でもあります。また、恋愛に対する思いも詠まれています。古代の人々が自分たちの感情をどのように歌に込めていたかに興味が湧きますね。

これらのメッセージを通じて、かるたは歴史や感情、そして自然との共感を象徴していることがわかります。それぞれの歌が異なる時代や思いを反映しており、その背後にあるストーリーや意味に触れることで、より深い理解と感銘を受けることができます。

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