見出し画像

プロ野球 広島とロッテの勝利に見る監督の変化

本日、BS NHKにて、プロ野球CSを両試合とも観戦しました。

結果は、広島カープと千葉ロッテの勝利となっています。

私は、個人的に、広島カープを応援しているので、カープの試合はレギュラーシーズンからよく観ています。

新井監督に変わって、チームの雰囲気はガラッと変わりましたね。
選手と同じ目線なんだけど、俯瞰して見ているという感じでしょうか。

監督によるトップダウンでの押し付けという印象は、テレビを通して全く伝わりません。

点を取れば、選手よりも飛び跳ねて喜ぶし。
投げ終えた投手へのねぎらいは、誰よりも早く駆けつけて行うし。

選手へのリスペクトを、新井監督の言動から感じます。

その点、本日のCSの勝利チームとなっている、千葉ロッテマリーンズの「吉井監督と、新井監督って似ているな〜」と今日、観ていて思いました。

新井監督と吉井監督、それぞれもちろん異なるんですけど、「監督が絶対的に偉いんだぞ‼︎」という視点は両者にないです。

私は中学校の教員をやっていたので、担任も8年間ほど務めました。

吉井監督や新井監督は、中学校のクラス担任の先生もできそうです。笑

「担任の先生は偉いんだ。お前たち、︎言うこと聞きなさい!」

ではなくて。

「同じ人間として、年齢関係なく学ばせて欲しい。ともに頑張ろうではないか!」

このスタンスでないと、組織(クラス)は成立しませんね。

広島カープも、千葉ロッテも、組織的に透き通っており、フラットな印象で共通してますね。

千葉ロッテの吉井監督は、今日の試合開始前に、カメラが寄ってきたんですが、ポーズを決めていました。

「おお。試合前に、カメラにサラッとポーズ決めるなんて、余裕あるな〜」と感心しました。

他にも、今日の試合の中で、ロッテの安田選手がバント失敗した後に、ヒットを打ったら、監督が謝るポーズしてましたね。

「最初から打てのサイン出しとけば良かったな!ごめんな!」

ってことですよね。いや、冗談でもなかなか出来ませんよ。

勝つチームに、必ずしも、広島やロッテの両監督のような素質が必要かは分かりません。

でも、テレビ越しですら伝わる、両監督の『人間を尊重する姿勢』は、見る人を惹きつけるし、応援したくなるなと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?