【実話】私が聴いた『性被害者の叫び』と『学校現場の腐敗』を知ってください!

練馬区立中学校長、女子生徒に性的暴行か 警視庁再逮捕:日本経済新聞

今回は、私が直接聴いた、『性被害者の声』と、それに対応した『元校長の罪』について、書きます。私の体験した実話です。

私は立場上、実際に、性被害にあった子どもたちと、お話しする機会が何度もありました。
個人の特定は、絶対になされてはいけないことなので、詳細が書けません。
でも、読んで後悔しないように、書けるところは書きました。ぜひ読んでください。

なぜ、この記事を書こうと思ったのかと言うと、日経電子版を見てたら、今回の『校長による女子生徒への性的暴行』のニュースがあり、過去の私の体験を思い出し、許せない気持ちになったからです。

多くの人に、被害者の苦しみを知って欲しいという思いから、執筆に至っています。

日経電子版よりも、Yahooニュース掲載の『毎日新聞』の記事が、詳細を語っていたため、以下は、毎日新聞より内容を引用します。

 捜査1課によると、北村容疑者は教員の立場を利用し「マッサージをしてあげる」などと言って女子生徒を呼び出していた。当時被害に遭った女子生徒は警視庁の聴取に「みんなに知られると学校に通えなくなると不安に思い、声を上げられなかった。その後も忘れることができず、心の中に抱えていた」と話しているという。

 今月10日、捜査1課が北村容疑者の勤務先や自宅を家宅捜索したところ、校長室の机の中からビデオカメラが見つかった。北村容疑者が女子生徒に性的暴行を加えている様子が映った動画や、女子生徒のわいせつな画像が複数保存されていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8a56a753192008b34d35645e7fb4afa678a32f3

毎日新聞『東京・練馬区立中の校長再逮捕教え子の
女子生徒に 性的暴行容疑』より一部抜粋


私は教育現場において、性的に生々しい事案をたくさん見てきました。

性被害にあい、私に相談に来た子どもさんもいました。みなさんが思ってる以上に、えぐいです。

私のところへ、被害に遭った末に、相談に来た子どもたちのことを、詳細に語るわけにはいきません。絶対に個人が、特定されてはならないことですから。

それでも、その中の1人の子どもが、残した言葉を1つだけ知ってください。

『わたし、これから、死んでくるね。』

忘れられません。
いつ、どこで、どんな天気で、どんな風に話をしたかまで、鮮明に覚えています。

もちろん、『死んでくるね』に至るまでに、多くのやり取りがなされています。

「詳細、語れないなら、お前、この話、嘘言ってるだろ!」と思わないでください。事実です。

その子は、性行為に及んだ見返りとして、現金を与えられていました。パパ活じゃありません。一方的に、強制的にです。

額は、ほんの数千円でした。
その子の命の価値は、数千円ですか?
信じられません。

私はその後、裁判に証人として出頭し、法廷で証言もしました。
私が証言している真後ろに、加害者(被告人)が、縄を打たれた状態で座っていたのですが。

ほんと、フツーに座ってます。
頭を垂れることもなく、堂々と。

そして、この事件は、当然事実として、有罪となっていくわけですが、もう一つ衝撃があります。

当時の、その子どもさんが在籍していた学校の校長は、この子どもさんの叫びを聞いた上で、こう言いました。

『その子の話は、多分ウソやろ。ワシが話した通りのことが起きとるからな。』

耳を疑いました。理解不能でした。
さすがに、当事者がいない場での発言でしたが、それでもアウトでしょう。

要は、その校長が、「金銭授与による、性被害に合わんようにしろよ」という内容を、その子どもさんに向けてしたようなのです。

そうしたら、校長が話した内容と、同じような事件が発生し、その子が被害にあったのです。

「だから、その事件は作り話だ。」と校長は言い放ちました。

どうですか?みなさん。

私は、「校長。お前のせいもあるんじゃないか。」と今でもも思っています。

軽々しく性被害のことを口走り、挙げ句の果てには、その子を「嘘つき」呼ばわりするわけです。

話を一旦、今回のニュースに戻します。

この度の『練馬区立中学校長による性的暴行』の、校長も、校長室に、性行為に及んだ動画を保管しているんですから、はっきり言って、おかしいでしょう。

しかも、「再び見ることがあると思って保存していた」って供述してるんですよ。

もう、吐き気がします。
我が子だったらどうですか。許せませんよね。
私が親なら、ほんとに、ここでは書けないけど、もう、どうしてやろうか、ってレベルです。


私が体験した校長も。
この事件の校長も。

形は違えど、本当に罪深い。

私は他にも…。
教員が、着替えをのぞいてくる、スカートの中を見ようとしてくる、子どもを見る目が明らかに卑猥な目である、そんな相談を山ほど受けました。

今回のお話は、そのうちの、ほんと1つだけです。

いい先生もたくさんいます。
いい先生たちは、本当に迷惑しています。
一部の人間により、全体が腐敗しているように、映りますから。

でも腐敗もまた事実です。
平気で人の尊厳を奪うことのできる人間が、校長になっている事実があるのだから、私は我が子を学校には預けられない。と改めて思いました。

事件があれば、「研修を徹底します」と言う教育委員会様と文部科学省様。
そんなことで、被害者は減りません。
採用の段階から、完全に見直してください。

未来を創る子どもたちのために、よろしくお願いします。

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