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ホームステイ / シェアハウス / 一人暮らし

留学する上で、どの生活スタイルを選ぶかは個人の自由ですが、どの生活スタイルにおいてもメリット・デメリットがあるので、一通り経験した私個人の経験をシェアしたいと思います。留学する際の参考になれば嬉しいです :)


ホームステイ

ホームステイを経験したのは今回のカリフォルニア留学ではなく、高校在学時の2-3週間の短期留学でシアトル(アメリカ)とシドニー(オーストラリア)に滞在した時のものです。家賃は比較のために、何年も前のものではなく、現在のシアトルとシドニーのホームステイの大体の平均値を載せています。

シアトル

家族構成はアメリカ人のお父さん(白人)、日本人のお母さん、子供3人(8,5,4歳)、猫1匹とにわとりが2羽でした。
家賃 $1000 / month   $250 / week

印象的だったのは、お父さんもお母さんも仕事で毎日忙しく、平日はほとんど家に居なかった事です。食事は質素なワンプレートで、普段日本食を食べ慣れていた私にとっては、温かい汁物が全くなかったのが少し辛かったです。とは言え、初めて留学した私ともう一人のルームメイトによくしてくれて、英語で突っ掛かった時に日本人のお母さんがこっそり助けてくれたし、バスの使い方も道のりも教えてくれて本当に助かりました。夕方は子供達と遊んだり、夜にはみんなでボードゲームをしたり、突然両親の友達が遊びに来て交流しているのを見たり、その友達の家のパーティーに呼んで貰えたりして、アメリカの一般家庭をそのまま見ることが出来たし、特別扱いされる訳ではなく、家族の一員のように扱って貰えた事が嬉しかったのを覚えています。

シドニー

家族構成は、全員オーストラリア人(白人)でお父さん、お母さん、私ともう一人のルームメイトと同い年くらいの姉妹と弟、猫1匹、犬1匹でした。
家賃 $1200 / month  $300 / week

シアトルの家庭とは対照的に、全てゲストのように扱ってくれて、とても驚きました。何度も留学生をホームステイで泊めていて慣れているとは言っていましたが、「留学」と言うよりも「お客さん」という感じでした。食事はBBQが基本で、こちらもワンプレートでしたが量がとても多かったです。食事中はその日にあった事や日本の生活について色々話をして、不完全な英語でも汲み取って理解してくれて、とても親切でした。家族でボーリングに行ったり、姉妹とショッピングモールに行って、今でもとても思い出に残っています。


ホームステイと一言で言っても、国や家庭によって環境は全く異なると体感しました。私の中でのホームステイのメリットは、その国の一般家庭の文化(日常生活)を真近で体験できる事、家庭がその国の言語のネイティブであるならば、その言語を話す機会が必ずある事です。デメリットを言うならば、プライバシーが少ない事と、食事を合わせる事です。もちろんコミュニケーションが取れていれば大丈夫ですが、やはり泊めさせてもらっている立場上、気を使う場面は多いのかなと思います。


シェアハウス

シェアハウスはカリフォルニアの長期留学で初めて体験しました。

家賃 $1300 / month $325 / week

カレッジの近くで家賃を抑えて生活がしたかったので、シェアハウスを選びました。アフリカ系アメリカ人2人(男女)、日系アメリカ人1人(男)、中国人1人(女)と日本人の私(女)の合計5人で1つの大きな家に住みました。アメリカの大きな一軒家に住める機会はそうそうないとないと思うので、シェアハウスはいいチャンスだと思います。それに、ホームステイと同様、英語を話す機会が必ずあります。ホームステイとの違いは、自分で自分の食事を管理できる事です。一人一部屋、キッチンとリビング、ガレージとバスルームはシェアと言う形式です。(家賃によって、プライベートバスルームがついている部屋もあります。)

ただ、シェアハウスでの生活は、100%ルームメイト次第ではあります。1人の高齢女性を除いては、みんな本当に良い人たちでした。その高齢女性は、いわゆる jerk と言う感じで、何をするにも文句を言ってきて、彼女のルールに従わせようとしてきました。

キッチンを使う時間が被らない様に、私は夕方の4時頃にキッチンを使っていたけれど、日本食は臭いだのキッチンを使うななどと言ってくる癖に、コロナで全ての施設が閉まっていたのでみんな家にいる必要がある環境の中で、自分はスピーカーで一日中音楽をかけ私の勉強時間を邪魔してくるし、家のクーラーを冷凍庫みたいな温度にして、凍えている私を横目に暑くて死んじゃうなどと言ってくるし、話合おうと言っても耳も傾けてくれないし、正直ストレスでメンタルが崩れました。他にも嫌味を沢山言われたり、私だけではなく、他のルームメイトとも揉めていたので、彼女の性格はかなり問題なのだと思います。最終的に1年契約を破棄し、家賃を2ヶ月分多く払い、引っ越す決断をしました ;( 

シェアハウスの場合、ルームメイトは選べるならば知人の方が協力して住めるのかなと思いました。気の合う、またはお互いを尊重しあえる人同士であれば、異文化の理解も深まるし、家賃も節約できるし、とてもいい経験になると思います。しかし、100%運です。

ルームメイトの条件が絞られているシェアハウスもあるので、私はそちらをお勧めします。(25-30歳の女性限定など。)


一人暮らし

シェアハウスを出た後は、スタジオアパートと言う一部屋にキッチンとバスルーム、ウォーキングクローゼット(場所による)がついた所に引っ越しました。アパートは基本的に、スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルームなど、部屋数が増えるほど家賃が上がります。

家賃 $1900 / month (studio)  $475 / week

一人暮らしだと、キッチンもバスルームも好きな時に使えるし、プライバシーも守られているし、勉強を邪魔してくる人もいないし、常識の範囲内であればルールは一切ない一方で、家賃がとてもかかります。もちろん、住む地域や州によっても違いますが、都市部や大企業の本社が近いと値段は高いです。また、私がアメリカ生活で感じることの一つに、家賃が低い地域ほど、治安が悪いというのがあります。安ければいいとも言えないので、一人暮らしをするならば、家賃はそれなりにかかってしまいます。また、英語を話す機会は自ら作らない限りありません。ネイティブの友達を作って頻繁に話す、カレッジのコミュニティに入って積極的に動くなど、自分次第です。



まとめ

短期留学なのか長期留学なのか、人との交流、プライバシー、または家賃を重視するかによって、生活スタイルは大きく変わると思います。また、1年以上住む予定でも、3ヶ月や半年などの短期の契約をしてから、長く住めると確信した後で延長した方が、いざ私の様に引っ越す事になった時に支出が少なくて済むのでおすすめです。

次の引っ越しの際は、ルームメイトが限定されているシェアハウスで家賃を節約します ;(


英語学習用:https://twitter.com/learningish00
旅先フォトグラフィー:https://www.instagram.com/trip.pics00


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