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夢をかなえる手帳の書き方を本で教わった。

1年の始まりは何かを始めるのにふさわしい時期。そう思いながらももう1月が終わろうとしている。私にはなにかできることがあっただろうか。ふと思いついたのが、手帳を買い替えたことだ。毎回同じビジネス手帳を愛用している。手帳も何度も吟味して、自分のしっくりくるA5サイズのマンスリー型と週ごとにかけるウィークリー型が2つくっついたタイプを購入した。そこにもう一つ今年は一冊の本を付け加えた。「手帳で夢を叶える全技術」だ。

手帳で夢をかなえる全技術 2020年10月25日著 高田 晃

なぜ、私は手に取ったのだろう。考えられるのが、便利なコンテンツにとらわれずシンプルかつミニマリズムが流行っている中、日々持ってる手帳一冊で「何か変えられるかもしれない」と期待値が高まっていたのだ。2023年の抱負を決めたいと思うこの時期に、書店でアンテナを張っていたのが功を奏した。

手帳に関してはスケジュールを抑えるためだけに使っていたのだが、この本では自己実現になるためのプロセスを可視化するのが手帳の役割だと説いた。全く知らないアプローチから入ってきた新しい刺激にワクワクしながら読み進めた。「なりたい自分」について実をいうと、頭でイメージしたり、Webサービスの”Notion"を利用しながら取り組んではいたが、いまひとつしっくりと来ていなかった。新しい機能よりも普段慣れている仕組みからまず変えていく方が行動に移しやすいと考えた。

本に記された自己実現4段階の原理原則があることを知り、そのとおりにまず手帳に書いてみた。

①ありたい姿(目的)の明確化:自分の目指す将来像や理想、望んでいること
②目標の設定:目的地にたどり着くため(またはそこから外れないため)の目印
③行動計画の策定:目標を達成するためのアクションプラン
④実行:日々の行動

自己実現4段階の原理原則

上の4つを手帳に置き換えると、著書いわく、自己マネージメント型手帳の全体像へと落とし込むことができる。

①人生理念 価値観やビジョン:自分の価値観を可視化する。
②中長期計画:ビジョンを年間計画や3ヶ月計画に落とし込む
③短期計画:中長期計画を月間計画(マンスリー)や週間計画(ウィークリー)へ
④日々の行動:1日計画(デイリー)で実行

自己マネージメント型手帳の全体像

ここまで聞いていても、計画どおりに進むことはなかなか難しい。しかし著書のコラムに書かれた偉人の言葉が心を動かした。

計画そのものに価値はない。計画し続けることに意味があるのだ。

アメリカ大統領 ドワイト・アイゼンハワー

2023年1月20日、私も無計画な毎日より、計画的に手帳に自己実現を落とし込んでいきたい。本の中ではより具体的な自身のエピソード記入など課題も多いが、これから向き合いながら行動を少しずつ修正していく次第だ。気になる方がいれば、書店を覗いてチェックしてみると良い。

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