発酵食品が体に良い理由5つ
こんにちは、ちょらです。
発酵食品が健康的と言われていますが、何がどう体に良いのか知っていますか。
今回は発酵食品のメリットや健康効果をまとめていきます。
発酵食品の3つのメリット
食品を発酵させることで以下のようなメリットが得られます。
保存性がアップする
発酵食品は発酵されることで保存性がアップします。
そのため保存料の使用を減らしたり、使用しないことも可能です。
味噌やキムチは保存料がなくても賞味期限が長いですよね。
保存性が高くなる理由として、人体に有益な発酵菌が増えることで、有害な腐敗菌の増殖を減らすことができます。
空気中の水分量に限界があるのと同じように、菌も一定範囲内に存在できる量に限りがあるためです。
また発酵することで生まれる乳酸や酢酸、アルコール自体にも殺菌作用があります。
風味が良くなる
発酵することで微生物がタンパク質を分解し、イノシン酸やグルタミン酸などのアミノ酸を産生します。
これがうま味成分となります。
チーズやヨーグルト、キムチなどの独特な香りも発酵することで生まれた乳酸や酢酸の匂いです。
またパンが作られる際の美味しそうな匂いも酵母による発酵による物です。
そのため、ベーキングパウダーを使って膨らませる場合はこのような匂いはしません。
栄養価や吸収率が高くなる
発酵の過程で微生物はビタミンなどの栄養素を作り出します。
そのため、発酵後には発酵前よりも栄養価が高くなります。
例えば、大豆を発酵して納豆にしたら、ビタミンB2が10倍、葉酸が3倍、ビタミンKは120倍と大きく栄養価がアップします。
また発酵することで食材が柔らかくなり、栄養素の吸収がしやすくもなります。
発酵食品の健康効果5つ
発酵食品には次のような健康効果があります。
胃腸に負担を軽減する
発酵食品は微生物が糖質やタンパク質を分解するため、消化吸収がしやすい状態です。
そのため胃腸に負担をかけずに栄養素を体内に取り込むことができます。
免疫力がアップする
発酵食品は乳酸菌など善玉菌を含んでいます。
善玉菌は腸内環境を整え、免疫力を向上させます。
アンチエイジング効果
味噌やワインなどの発酵食品には体内の活性酸素を除去する抗酸化物質であるポリフェノールが含まれています。
活性酸素は体の老化を促進させる物質ですから、発酵食品によって取り除くことで老化を遅らせ、アンチエイジングに働きます。
コレステロール値の改善
納豆や味噌、醤油などの大豆製発酵食品には悪玉コレステロールを除去する働きがあります。
これにより、動脈硬化を防いだり、高血圧を改善するなど生活習慣病の対策になります。
ストレスの軽減効果
キムチなどの漬物や味噌、納豆などには多くのGABAが含まれています。
GABAは交感神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にすることで、リラックスさせる働きがあります。
これにより、ストレスの軽減や精神を安定させる効果があります。
発酵食品まとめ
保存性がアップする
うま味成分や香り成分が出る
栄養価が高くなる
胃腸への負担を軽減し、免疫力を向上させる
アンチエイジング効果やストレスを軽減する
コレステロール値を改善し、生活習慣病を予防する
それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!
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