北欧暮らしの道具店のラジオを聴いて、リトルフォレストにはまり美肌になったはなし
リトルフォレストという映画を観ました。
きっかけは、北欧暮らしの道具店さんのラジオで聴いたことです。
「チャポンと行こう!」という題名で、女湯トークがとても癒されます。お風呂のようなじわじわ暖かくなる温度の会話。
その言葉の中にずっとチャポンと浸かっていたくなるし、その願望を叶えてくれるラジオなのです。
1月くらいからこのラジオにとことんはまっていって、本や、言葉に興味を出したのは、店長さんとよしべさんの暖かい言葉使いに惚れたからというのがあります。
生活のささやかな悩みに答えていくのですが、優しい言葉選びと説得力と、表現力があり、素敵すぎます。新たな憧れに半年くらい私の灯火がつきっぱなしです。
お二人のような言葉で暮らしを紡いでいったら、更に(今も暖かい人に囲まれているので)きっと暖かい人との縁がつながっていって更に人生豊かになるんだろうなぁと思いました。
私は常々、暖かい表現力が自分には足りてない、と思っていたので、お二人のような、表現に触れてときめきっぱなしで、本当にたくさん吸収させてもらっています。
そして、お二人が読んでる本や映画の話が出たら読んだり、観るようにしていました。好きな人や好きな作品が増えて、楽しい言葉の芽がたくさん芽吹いています。本の話は別で書きますね。
そのラジオで最近、最もときめいた。
第39夜夕飯作りのやる気が出ない。平日ごはんの「お助けアイテム」って?
の回で店長さん(クラシコムの佐藤さん)が
お料理への気持ちに着火するようなエッセイや漫画を読むと言っていて
「リトルフォレストを何回も読んでいる」
と言っていて、こりゃ観ないと!と思い速攻観ました。
映画で観ることにしました。
『リトル・フォレスト』は、五十嵐大介による日本の漫画作品、本作を原作とした映画が複数製作されている。”小森”は東北のとある村の中の小さな集落。いち子は一度都会に出たけれど、自分の居所をみつけることができず、ここに帰ってきた。近くにスーパーやコンビニもない小森の生活は自給自足に近い暮らし。稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から、毎日の食事をつくる。
最初観てて何が始まるんだろう?とおもいました。
湿気の多い、おそらく、6月ごろの夏からスタート。今の時期だから心にダイレクトに刺さる。
特に小森は湿気が凄いらしい。
キッチンにある、木のカラトリーがカビてしまうくらいなのだ。汗だくの主人公。
あれしかない!といって、暖炉の火を付け出すので
地獄すぎる!!!!!
とおもいました。そんなことしたら、汗かき過ぎて溶けてしまいそうだ。涼しげな顔の作りのクールビューティな橋本愛ちゃんでも、そりゃむりだよ。
とびっくりしていたら、
なんとそれが、部屋がカビる事への対策なのである。付けてしばらくすると家中の空気が乾くらしいのです。
こんな工夫があるとは、都会には想像できない。超えてる。
そして、そのカビ対策につけた暖炉を利用して、パンを焼くのだ。
冬は、暖炉でパンを焼くのはむいてないらしい。
だから、夏のこの機会だけに焼くという。
暖炉で焼いたパンとても美味しそうだった。最初、観てるだけで暑さでやられそうで、田舎無理~!とおもっていましたが、
そこから、暖炉でパンという魅力的なお料理に気持ちがぐわーっと動かされ、田舎最高すぎる。となる意識へ持ってくのが、めちゃくちゃスマートでした。
この揺れ動かされる気持ち良さを体感しました。ぜひ観たことない人は、映画を観て味わって欲しいです。
そのあと、ライスサワー(米ソーダ)という飲み物が出てきました。
甘酒を作ったあと、ドライイースト(ヨーグルトでも原酒でもいいそうです。)を入れて、更に発酵させ、微炭酸のサワーとなる飲み物。
作り方は上を観てみてくださいね。
映画の中で暑い稲刈りのあとに、グビグビっと気持ち良さそうに飲む姿に、美味しそう〜どんな味なんだろう?と気になり、
なんでも映画を取り入れるようにしてるのですが、この映画は今の私には、これくらいしか真似ができなさそうだなぁと思ったので、作ってみました。
甘酒って夏の季語らしいですね。夏バテ防止で江戸時代から嗜まれていたそうです。
あと、関係あるかわかりませんが、夏は発酵しやすいようです。
まずはおかゆを作って、甘酒を作ります。米麹をドヒャーと入れて混ぜて放置しました。
私適当育ちなのでお見苦しいお鍋で申し訳ありません。量も全く測りませんでした。保証できないので作り方をみていただくと良いと思います。
そして、ドライイーストを入れます。私はかなり入れすぎましたが、全然大丈夫でした。
半日放置すると、プツプツ言っとります。発酵しすぎるとお酒になるので注意が必要なようです。
サラシ布がないので、ザルでこして、氷を入れてグビグビっと飲みました。
(※注意 後日3回作りまして、密閉容器にいれて冷蔵庫にいれたら、
爆発してしまいました。完全密封は控えたほうがよいです!瓶に入れる量は半分以下がよいとおもいます!)
めちゃくちゃ美味しい!
私の失敗したのか?微炭酸という感じはなく、甘酒より甘さがすっきりしてて、飲みやすいんです。発酵されて、イーストの味もまろやかになっている。米ソーダめちゃ美味しすぎて
となりました。
リトルフォレストのおかげで素敵な飲み物が作れるようになりました。
そして、その日まで肌があれて吹き出物すごかったのですが。(人に会わなすぎて、美容への気もちは低減しました。揚げ物ばかり食べて、33歳にあるまじき、化粧水だけ適当につける日々で、思い当たるところありすぎでしたが全く気にしてなかったです。はい。)
なんともありがたいことに、翌日肌の調子がとてもよくツルツルになりました。
今まで市販の甘酒を飲んでも、そこまでの効果がなかったのでびっくりでした。
調べたらとても良さそうでした。飲みすぎは注意のようです。
私が固めにおかゆを作りすぎて、甘酒のカスも大量にできてしまいました。
塩を入れてぬか床代わりに漬物を作ったり、うどん、お味噌汁、グラタン、お肉につけたり(塩麹のような使い方をしました)、様々な旨味や甘味をプラスする調味料代わりになるので、お出汁を入れなくてもとっても美味しいです。
もう、いいことづくめでしたので、はまりました。また今日も作ろうかなって思います。
肌に関して何も気にしてなかったのですが、綺麗になると、ウキウキしました。人にも何倍も優しくなるし、おしゃれも楽しいことに気づきました。
私にもまだ乙女の精神があってよかった。
ラジオも映画も自分の世界を広げてくれて、とても嬉しいです。
リトルフォレスト他にも様々なお料理やエピソードが出てきて、胸いっぱいです。お料理しながら観ると、楽しいとラジオで聞いたので、やってみたいです。
そして、生活にどんどん落とし込んで日々を耕すと、少しずつ芽が出て、豊かになって、自分の触れる世界の範囲がどんどん広がるのでオススメです。
好きは次の好きを連れてきて、どんどん自分の中が豊かになっていく気がしています。ゆたかって好きなことを増やすこと。と思っています。
別件で、今度記事にしますが、1週間くらいで5つくらいラインスタンプを作っているので気になる人は覗いてみてください。
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