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【30分エッセイ】 眠いから孤独を忘れてる。


おはよう。今日は大雨が降っている。降りしきっている。雨だ、雨だ。ここまで大雨だと逆に気分がいい。清々しい。でも、ウチはミスをした。窓を開けっ放しだったのだ。ショックすぎる。雨音で飛び起きたけど、時すでに遅しだった……。悲しい。床はビジョビジョ。あちゃちゃのちゃ。そんな朝でした。でも、そんな時こそ、大きな声で、おはよー! っていう。

まずい。もう行き詰まった。書くことがないぞ。どうしたもんか、なんだろう。なんだろう。起きる時、飛び起きたんだけど、文字通り飛び起きたよね。時刻は4時40分とかだったと思う。飛び起きた。飛び起きると、夢と現実が交差してるような気になるのね。でも、急いでタオルをとりにいったり、身体は現実に反応してるの。不思議な気分だった。その後のウチの行動を褒めて欲しいんだけど、床にはつかず、ちゃんと起きたの。偉くない? エラすぎてビビる。お湯を沸かして、白湯飲んで。「お天道様が早起きをさせてくれた」と思うことにしたんだ!

おかげで朝に時間がたっぷりできちゃったー! むふふ。何しよっかなー!
なんてワクワク気分で書いてるけど、意外と朝にやること多いからね。余った時間の読書が楽しみ。今日はいつもよりも多く読めそうだ。えへへ。

昔っからだけど、ウチ、すごい孤独。なによ、急に。あはは。なんか笑っちゃうけどね。自分から一人の時間の中に潜って行ってるような気がする。人の中にいるのに、わざわざ孤独の海に飛び込んでる。思えば、そうだったかもなあ。めんどくさいね。
流石に今は、誰かといるのに孤独を感じるなんてことはないけどね。昔はそうだったかもしれない。一人になりたかったんだろうね。多感な頃って、複雑ね。

昔と今ではだいぶ変わった。一番大きいのは、コミュニケーションかな。昔は極度の人見知りだったのよ。ていうか、今思うと、極度のビビリ症だったのかもしれない。とにかく、いろいろなモノが恐かったの。一番恐いのは人間だよね。本当に恐かったな。何を話していいか分からないし、こっちが口を開けば相手を傷つけちゃったりもして。本当にどうしていいか分からなかった。そんな時期もありましたね。今はどうかって? 今は違うと思うんだけど、てか、すっごく気をつけてるつもりではいるんだけど、どうなんだろうね。分からない。もしかしたら、相手にとっては、「この人、人見知りだ。きっしょ!」なんて思われてるかもしれないね。分からないや!

ウチ、自分のことが全く分からないんだけど、みんなは自分のことを分かってるんだろうか? ウチは、本当にわからないんだよね。自分の欲も分からないし、もちろん性格だって分からない。でも、たまにいるんだよ。「私は自分のことを理解してるつもりです」っていう人。本当に羨ましいし、カッコいいと思う。どうやって理解したんだろう。多分、血の滲むような努力をしたんだろうな。血へど吐くくらい頑張ったんだろうな。セリヌンティウスのために頑張る、メロスみたいに走ったんだろうな。すごいよね。エラいよね。ウチはできない。そんな努力できないよ。どうやって、自分を知ればいいんだろう。

自分の心に正直に、とかいうけど。心がどうしたいか、その在り様自体が分からない場合はどうしたらいいんだろうね。なんてことも思っちゃう。ウチ、屁理屈なのかな? 性格曲がってるのかな? だって、そう思っちゃうんだもん。自分の心の居場所がわかるみたいな口ぶりだから、心ってどこにあるんですかー? って聞きたくなっちゃうの。シシシシ。悪い子ね。

でも、割と普通に受け入れてる人も多いでしょ。それがすごいよ。羨ましい。かっこいい。ウチもそうなりたい。いっつも何かを疑ってる気がするんだ。こんなんじゃいけないよね。そりゃ孤独になろうと思わなくても、勝手に孤独になるよ。

でもね、こうやって自分の体内に言葉がたくさん詰まっているのは知ってるんだ。それだけは知ってる。ずーっと何かを喋ってる。声にならない声でね。言葉がどんどん積み重なって、たまに溢れちゃう瞬間がある。そんな時は、たいてい、感情的な時なんだけどね。余計な言葉を使っちゃうのよ。これは、ダメなこと。ダメダメ。だめよ、ダメダメ。

ふう、いよいよ。言葉がなくなってきた。吐き出したよ。言葉を。朝からこうして言葉を紡ぐのは本当に気分がいいよ。自分が何を書いてるのか分からないんだけど、少しずつ自分の垢みたいなモノが見えてくる。書いてる時に出てくる、削りカスというか、その垢を集めてみると、なんか自分が分かってくるだ! くるだ!

ああ、時間余った。時間が余るって、すごい表現だよね。余ることなんて、ないのにね。時間は余らないよ。いつもより割く時間が多いとか、少ないとか、それだけだと思うんだけど。だから余らない。でも、時間はある。今はそれ。時間がある。でも書くことがない。そんな状態かしらね。

眠い。眠くなってきた。そりゃそっか。5時前から起きてるんだもんね。雨のせいだ。いや、雨のおかげで勉強になったことも多くある。一番は、寝る前は窓を閉めましょう、ってこと。もう一つは睡眠時間かな。ウチ、今日、どれくらい寝たんだろうな。眠いってことは足りてないんじゃないかな。そう思う。これ書いたら、少し仮眠しよう。10分とかそこらの短い仮眠。これがまた気持ちいいんだぁ。より、気持ちよくするために、読書しよう。今日は小説を読もうかな。うん、うん。小説が書けるって、本当にすごいよね。感動するし、カッコいいよね。

ウチも小説書いてみたいな。書いてみよう。最初はヘタクソ。そんなの当たり前。誰だってみんな同じ。そして、孤独な作業だからね。やっぱり憧れちゃうね。こんな年齢になっても、憧れることができるって、素敵なことですね。
常に何かに憧れるような人生を送りたい。ずっと何かに憧れ続けていることがすごい。

ああ、眠い。すっごく眠い。目がトロンとしてきてしまった。え、そんな状態でタイピングができるのかって? これができるんだよね。ふしぎ。身体とキーボードが一体化して、勝手に指が動いてる、そんな状態。ちょっと恐い。カメラをつけて、自分を監視したい。

いつかは自分のことも知れるのかも知れないね。
その時まで、あーあ、おやすみなさい! 二度寝を決めました。

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