【エッセイ】 寝違えた!


おはようございます。朝起きると、まったく首が回りませんでした。お金が返せないとか、そういう意味ではなくて。寝違えた、ってやつです。

あたし、たまーに寝違えることがあるんですけど、この歳になってからの「寝違え」はなかなか堪えますね。

人間のカラダって想像以上に全身を使ってるみたいです。まずね、首を動かそうとすると背中が痛くなるんです。だから背中をカバーして腰からカラダを使わないといけない。立っている場合と座っている場合では、その使い方も変わってきて、立っている時は下半身も使うから、首を動かすだけでヒザを使うんですよ。

首とヒザですよ。首とヒザ。ぜんぜん関係ない部位のように感じるけど、そんなことありませんでした。本当に全身を使ってる。特に下半身は大事なのかもしれないね!

歩くたびに、ジクジクと首筋に痛みが走るんです。だから、自然と歩き方を改良していく。すると、足音を立てないようにして歩くと痛みが軽減することを発見して、すり足のように歩くようになる。そうすると、今度はいつもは使っていなかった太ももの筋肉がパンパンになってきて・・・、と。こんな感じ。

カラダっていうと、言葉ではイメージわかないんだけど、文字通り「全身」のことなんだよね。カラダに痛みが走って、やっとカラダのありがたみを感じました。

どこか一つでも痛むと行動に制限がかかるし、気持ちだって落ち込んでしまう。子どもの頃は分からなかったけど、大人になってくると見えてくる。

カラダって本当に大切だね。カラダをないがしろにしちゃダメだなって思う。ちょっと大仰だけど、カラダに対する意識の有無が人生を変えてしまうことだってあるかもしれない。それくらい大事だなって。

たぶん、カラダはあらゆる均衡を保って出来ているんだと思いました。人それぞれの骨格や筋肉によって保たれている。絶妙なバランスがあるんだと思います。だから、どこか一つでも欠けちゃダメ。

でも、欠けてもカラダは強いから、バランスを保とうと別の部分で補うようになる。あたしの太ももがパンパンになってみたいにね。そんなことに、なんか感動してしまったんだあ。

ちょっとは痛みが減ったけど、今も痛いんです。キーボード叩いてるだけなのに! へんなの。でも、痛みを感じたおかげで、学びもあった。それは良かったかな!

でもね、痛みを伴う学びなんてイヤだよ!

気をつけよ!

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