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Vol.3増えていく登場人物たちの巻

7月9日(木)、空想茶屋|だるま笑店OPEN3日目のお話。

⑦竜ノ心のお参り

毎朝開店前に
近くの笑福神社でお参り

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今日も一日みんなが無事で安全に過ごせますように

文鳥姉妹さんの夢がどうか実現しますように

笑倍繁盛☆☆☆

だるま笑店を訪れたお客様の
笑顔と安らぎをお祈りしながら
今日も元気に開店いたします

⑧つばめベーカリーさんに配達

インスタ映えすると有名な近所のつばめベーカリーさんから
だるま笑店自慢の三年番茶をオーダーいただき配達へ。

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「毎日パンを焼いていたら不意に美味しい番茶が恋しくなるんですよ。

 開店準備されてるのをのぞきに行った時に出していただいた
 三年番茶の味があれ以来忘れられなくて。 

 今度このお茶に合うアンパンを作ってみますね!

 そうだ、ちょうど焼きあがった自慢の食パン、
 ぜひかりんちゃんとお召し上がりください🍞」

なんてありがたいことだろう。
アンパンの完成、楽しみにしています!

⑨昼からほろ酔い猫谷パパ

今日は猫谷さんちのご主人がお子さんたちとご来店。
ご注文のうな丼をお運びしました。

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「朝からかみさんが町内会の研修で丸一日いないもんで、
 有給休暇もらってオイラがこの子たちをみてるんですよ。

 昼は竜さんとこで好きなもの食べていいって言われたもんでね、
 大好物のうな丼で一杯と♪

 いやー、それにしても昼間っから飲むビールは実にうまい!
 この子たちにもおにぎりのおかわりお願いします。」

いやはや、昼ビールでご機嫌なのはいいけどちゃんと家に帰れるのかな?

「ワタシ達がいるから大丈夫!
 それに父ちゃんいつもビール一杯だけで幸せになるから
 そんなに悪酔いしないんだ。」

「休みの日でも飲む時はネクタイ持ち歩いて頭に巻くの。
 クセがすごいんじゃ。」
 
どうやら心配ご無用のようです。歩いて帰れるほどのご近所さんだし
いざとなったら茶屋の奥でみんなでお昼寝していってもらいましょうかね。

⑩熊野君と判多君

昨日に引き続き今日はお友達と来られた黄色い帽子のお客様。

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「ボク、熊野っていいます。彼は友達の判多(はんだ)君です。
 昨日食べたナポリタンと特製ラテが美味しすぎて
 今日もまた来ちゃいました。」

「熊野君に素敵なお店があるからって誘ってもらったんです。
 このカレー、すごく美味しいなー!ナポリタンも美味しそう♪
 またいろいろ食べに来ますね。」

熊野君と判多君、近くの笑鷹大学に通う学生さんなんだそうです。
君たちの未来を応援してるからね!

⑪龍一郎おじさん登場

今日は仕事上がりに久しぶりに龍一郎おじさんの元へ。

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親父のお兄さんなんだけど
達磨田一族の中で1人だけ顔のクセと圧がすごい・・・。

「おう、竜坊!最近店始めたんだってな。
 なに?空想茶屋⁉️
 こどもの頃から空想好きだったお前らしいじゃねえか。
 俺もいつか寄らせてもらうぜ」

心強い声援がありがたい。天国の親父も喜んでるだろうな。

◆本日の裏話

 空想SHOW説の軸になるのは、デコレという会社のコンコンブルという雑貨シリーズで販売されている”まったりマスコット”たちを使ったイメージ写真。でも話を展開していくためには、マスコットたちだけではなくその”シーン”を演出するセットや小道具たちが必要で。

 今は使っていない神棚を神社に見立てたり、いただきもののクッキーの空き缶をパン屋の建物の壁に見立てたり、背景の壁紙に折り紙や手ぬぐいを使ったり。手近なものでいかにそれっぽい感じのセットを作るかというのが空想の面白さでもあります。

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  クッキーの空き缶は会社名や商品名を出さないように小物で隠してみたりとかね。そのためにカメラのアングルが限定されたりもしますが。撮影は基本的にiPhoneを使用し、iPhoneに内蔵された写真の編集機能とLINECameraのアプリで加工しています。

小さいながらも自分でセットを作ると、ドラマや映画を見るのが楽しくなります。登場人物の自宅や職場、行きつけの店などなど、シーンに合わせてそれらしいセットを組むというのはまさに空想力や観察力のたまもので、実在しない誰かの架空の生活空間を作ってみるのはかなり脳トレになりますよ。

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 たとえばあなただったら、この顔の圧とクセがすごいだるまさんの部屋をどんなふうに演出しますか?ちなみにこちらは中川政七商店さんの”にわか明太だるま”というもの。体の中におみくじが入っていました。ヒマラヤ水晶を背後に配置してお金持ち感とご利益ありそう感を演出。このセットから得られる印象が今後の物語の展開の伏線にもなっていきます。

 ところでわたしは小道具や大道具を自作できないので手持ちのものや市販のものをうまく組み合わせるしかないのですが、ミニチュアの料理や家具を作れるようになったらもっとリアルにそのシーンを演出できるよなあって空想しています。でも自分で作るというよりもミニチュア作家さんたちとコラボするのがわたしには向いているので、素敵な作家さんたちをインスタやハンドメイドの販売サイトなどでチェックしているところです。

「空想茶屋|だるま笑店」は2020年7月7日にスタートして2021年7月7日完結を目指す、粒楽キナリによる”丸一年連続SHOW説”です。↑こちらのマガジンにまとめていきます。

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