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スマートロックを設置したらQOLが爆上がりした

子育て世帯よ。スマートロックを今すぐ導入するのだ。


戸締まりするストレス

娘は現在、生後4か月。
育休中なので、よく娘を連れて外出する。
しかし乳児との外出には、準備する荷物がとにかく多い。

■ 絶対に必要
オムツ、おしりふき、予備の着替え、ビニール袋(オムツ破棄用)

□ 時間帯によって追加で必要
哺乳瓶、粉ミルク、水筒 + 熱湯

これらをトートバックにねじ込み、さらに娘を抱っこして車へ乗せる。
玄関から自動車までの移動は、基本両手が塞がっているのだ。

そして一番の問題はここ。
「 両手が塞がっていると、戸締まりができない… 」

荷物と娘を車に乗せた後、わざわざ戸締まりをするためだけにもう一度玄関へ戻り、鍵を回して戸締まりする。これが地味にストレスだった。

頑張れば、トートバックを肩にかけたまま娘を抱っこして戸締まりできなくはないが、その姿勢でポケットから鍵を出す操作は娘を落下させてしまいそうで、流石に危険すぎる。

何か解決策はないかと思い、ショート動画を眺めていると偶然出会した。
そしてAmazonで見つけた。これだ!
スマートロックを導入しよう。

スマートロックをいざ設置

スマートロックとは、スマホでドアのロックと解錠ができるシステム。
仕組みを簡単に言うと、扉内側のサムターンに機械をはめて、スマホで操作することにより錠の開け閉めが可能になる。

購入したのは、SwitchBot ドアロックProセット。
スマホだけではなく、リモコンを扉の外側に設置し、暗証番号や指紋認証で解錠することができる。

左から、ロック本体(扉の内側に設置)、リモコン(扉の外側に設置)、説明書などの箱

説明書を読んで設置するまでには、約1時間かかった。
サムターンにロック本体をはめるのだが、これが一番面倒だった。
ミリ単位の調節が必要なうえに、貼付用の超強力3Mテープを一度貼ったら外せないという一発勝負を課せられたからだ。
幸いズレはなく、ロックは正常に機能し問題なく設置することができた。

ロック本体(扉の内側に設置)  リモコン(扉の外側に設置)

導入してQOLが爆上がりした!

初日から革命が起きた。
もう既にスマートロックなしの生活なんて考えられない。
主なメリットをどうか聞いてください。

その1.娘を抱っこしたままロックと解錠できる

先述の通り、娘を抱っこしたまま鍵を使用するのは危険だった。
しかし、導入により鍵を使う必要がなくなった。

まずはロックについて。
リモコンの「施錠ボタン🔒」を押すだけで家の内側に設置したロック本体が回転し、サムターンを内側から回してくれる。
これでロック完了。鍵の出番は一切なし。

次に開錠について。
開錠するためには、指紋認証やコード番号入力など、いくつか方法がある。
僕は最も時間がかからない指紋認証を設定している。
指紋を認証するためには、親指を外側に設置したリモコンの所定箇所にかざすだけでOK。ロック本体が内側から回転される。
これで開錠完了。同じく鍵の出番は一切なし。

これなら、抱っこしたままでも全く難しくない。
玄関から車までの往復が1度減るだけで、こんなに楽になるとは!

その2.息子が一人で解錠できる

これまではインターフォンを押して、息子が帰ってきたことを確認して玄関がある1階まで降りて内側から開錠していた。これも地味に面倒だった。

そもそも、インターフォンってめっちゃ面倒じゃないですか?
モニター見ないと誰が来たかわからないし、トイレの最中やオムツを替えているときは急がないといけないし、チャイムによって娘が起きてしまうこともあるし、相手を待たせているというプレッシャーが襲ってくる。

そんな面倒から解放してくれたのもスマートロック。
これで息子は、猛暑でも玄関で待たされることなく家に入ることができる。

ちなみに小学1年生の息子には、開錠のコード番号を教えている。
指紋認証だと指が小さいからか、うまく照合できない時が多かった。
コード番号は、息子の誕生日を並び替えたり繰り返したりした番号ですぐに覚えてくれた。
もちろん、コード番号は家族だけの秘密ということも伝えている。

その3.鍵を持ち歩かなくて済む

スマートロックの導入により、鍵に縛られる生活から解き放たれたのだ。
つまり鍵を持ち歩かなくて済むようになった。

昔、こんなトラブルが発生した。
僕は友人の結婚式へ出席。その間に、妻と息子はお出かけに。
出発が同時だったので、僕が玄関をロックする。
もちろん僕は玄関の鍵を持っている。
しかし僕がロックしたせいで、妻は鍵を持ち忘れたのだ。

結婚式なんて一度行くと、しばらく帰ってくるわけがない。
2次会、3次会なんて当たり前。
しかたなく妻は、結婚式場まで鍵を取りに来てくれた。
そのとき妻はキレ気味だった。(いや、忘れた君が悪いだろ…)

こんなトラブルが発生することも絶対にない。

そもそも鍵を持ち歩かないということは、失くすリスクがないのだ。
紛失によりドアロックの交換する無駄な出費も発生しない。
そして、誰かが家に入れないということなんて起こりえないのだ。

僕たちの力で普及させよう

他にもメリットはある。
アレクサとの連動で音声によりロックと開錠ができたり。
開錠したときスマホに通知してくれたり。(侵入者対策)
逆に施錠を忘れているとスマホに通知が来たり。

多くのメリットがあるにもかかわらず、実際スマートロックを導入していない家庭の方がはるかに多い。
まぁ別になくても問題ないし、今までそれが「当たり前」で過ごしていたんだから必要ないと言われればそれまでかもしれない。

しかし、その当たり前はデジタルによって塗り替えられてきた。

以前SNSで、15年ほど前に初代iPhoneが発表されたときの街頭インタビューの切り抜きを見た。

「本体がつるつるして持ちにくい」
「ケータイはボタンで押したい」
「画面に指紋がついてなんとなく嫌」
「iPodをケータイに入れなくていい」

今じゃ考えられないようなコメントをしている。
そう、みんな使わないと真価なんてわかるわけがないのだ。

テクノロジーの発展には多くのフィードバックが必要だ。
より多くの世帯でスマートロックを使用し、あらゆるコミュニティで利便性を語り認知してもらおう。

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