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育休89日目 想定外の出費はテンション急降下

見たことのない納付書が届いた。
開封して、目が飛び出るかと思った。
その金額、なんと合計24万円!


詐欺じゃないの?

見たことのない納付書だったから、"詐欺"を疑ってしまった。
しかし差出人は、役所の担当者。

これまでの納付書って、だいたい自動車税とか、公共料金とか、なんとなく想像つくものばかりだったけど、今回は一体何?

金額も桁違い。
そもそも24万円の納付ってなんだよ!
MacBook Pro買えるじゃねーか。

住民税が普通徴収に変更される

同封された冊子を読み込み、理由を探す。

ここで初めて気が付いた。
あ、いま働いていないから、住民税を自分で払わないといけないんだ。
ははは、詐欺とか言ってごめんなさい!

ん?というより、普通徴収って何だ?

普通徴収とは、個人事業主や無職の人に適用され、納税義務のある本人が自治体から送付された納税通知書(納付書)などで住民税を納める方法です。その年に納めるべき税額を、一括または4回(6月、8月、10月、翌年1月)で納めます。
会社に勤めている人は「特別徴収」で給与から天引きされますが、産休・育休中で無給の期間には「特別徴収」ができないため、「普通徴収」で住民税を支払う必要があります。

株式会社 LITALICOライフ(LITALICO LIFE lnc.)
産休・育休中の住民税はどうなる?免除や減免の有無や支払い方法を解説

うっかりしていたが、従来の通常勤務では天引きしてくれていたのだ。

働いているときなんて、納税している自覚なんてほとんどなかった。
これも日頃、教員の人事を陰でサポートしている方々がいてこその話。
給与振込に関わる学校事務の方や、給与計算システムを管理する教育委員会のみなさまのお陰です。

突然の出費はテンション急降下

しかし、そんな感謝も束の間。
納税の重さを痛感することになる。
24万円って、エグいなおい…笑。

24万円は3期に分けて納入する。
納期は先述の通り、8月、10月、翌年1月、それぞれ約8万円ずつ。
いますぐに全額を納める必要がないだけ、まだ幸いだ。

ちなみに僕は、この7月から給与が入りません。
正しくは「給与は入らないんだけど、給与の67%を補助する」ので、大幅な減額となります。
もちろん担保されているだけ、十分に有難いのはわかっている。
でも、それでも突然の出費は、やっぱりテンションが急降下する。

ボーナスがあって安心した

相殺するには、夏のボーナスを使おう。
貴重な収入60万円、うち4割は住民税に消えていく。
保険やら積立やらiDeCoやら、まだ払うお金はいっぱいあるが、背に腹は代えられぬ。
ここにきて、ボーナスがある育休制度の素晴らしさを痛感しています。
本当に、本当にありがとうございます。

ただ一つ、悔しいことが。
この夏、清く正しい気持ちで、Amazonプライムデーに臨みたかった。

仕事の後に美味いビールがあるように。
サウナの後に水風呂へ入るように。
夏祭りの後に花火が咲くように。
二次会の後にラーメンを食べるように。
家族が寝た後にこっそり飲みながらゲームをするように。

ボーナスの後には、散財があるのだ。

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