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旅ラン~太陽と海のラン~

冷え込みが厳しくなる今日この頃。冬場の日照時間が全国でもトップクラスに短い地域に住む私にとって、冬を乗り越えるのは一苦労だ。
そんな12月、3年ぶりに湘南国際マラソンへ参加した。


朝日が眩しい最高のラン日和



雲一つない快晴の下、海風を感じながら湘南バイパスを駆け抜けるコースは、一度参加してからやみつきになってしまった。

今回の参加は、ファンラン10km。以前よりも参加者数は制限しているようであったが、それでも会場は走ることを楽しむ人々の熱気にあふれていた。
スタート前のそわそわした雰囲気もまたよい。みんなが同じゴールに向かって走り始めるその瞬間を、体を揺らしながら待つ時間。スタートセレモニーが行われた後、すぐにカウントダウンに入り、いよいよスタート。

私の目標は、自己ベスト更新すること、そして最後まで楽しんで走り抜けること。周りを気にすることなく、自分自身のペースで走り続ける。
沿道の人々、そしてボランティアさんたちのあたたかい声援がとてもありがたい。知らない人々と一瞬つながることができる、それがマラソンの醍醐味でもある。

5km手前で折り返し、あとはゴールへ向かうのみ。太陽で光り輝く海、波音、正面には雄大な富士山。苦しいはずの7~8km地点だったが、自然から力をもらった。最後の坂を踏ん張り、フィニッシュゲートへ。
フィニッシュ後は完走メダルを受け取り、ここでもまたボランティアさんから「暑かったでしょう。お疲れ様!」とあたたかいお言葉。

5km地点のお菓子の給食という誘惑に負け、自己ベスト更新には至らなかったが、楽しかった。とにかく楽しい、あっという間の10kmだった。

大会は、たくさんのエネルギーをもらうことができる。一緒に走る人々、応援してくれる人々、自然あふれるコース。

もっといろんな人に出会いたい、自分の足でさまざまな土地を駆け抜けたい。そんな思いも湧き上がってきた。
47都道府県を走ってみよう。そして海外の大会にもいつか出たい。

これからの新しい目標がまたひとつ増えた。
そのためにも、冬場も健康に体力づくりを重ねていきたい。




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