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読書日記~アーユルヴェティックに生きる~

「アーユルヴェーダ365日 こころとからだが整う、人生がきらめく習慣」

アカリ・リッピー著


ヨガクラスに通い始めて2か月が経ち、これまで自己流でやっていたヨガが少しずつ変化し始めていることを感じている。
つらいと感じていたポーズも、頭の位置を少し変えたり呼吸法を変えることで自然に取ることができるようになった。
そして、何より落ち着いて物事を判断できるようになった。
もっと自分によりそった毎日を生きていきたい、そのために自分の体と心の声をよく聞いて、悩みに対処できるようになりたいという思いから、ヨガの姉妹と言われているアーユルヴェーダを学ぶことにした。
本書を通して、アーユルヴェーダの基本的な考え方や、自分に合った体質改善方法について学ぶことができた。

・自分で選ぶ力を養う
なんでもネットで検索すれば、あらゆる情報を見聞きすることができる便利な時代ではあるが、その分自分で考える力が弱まってしまう。
自分に合うか合わないかは、自分しかわからない。だからこそ、「○○がダイエットに効果的」「 ××をするとお通じがよくなる」などの情報に流されることなく、本来の自分が持つ性質と現在の状態をよく観察し、自分に最適なものを選択する必要がある。
アーユルヴェーダのセルフケアを通し、「自分が自分の生活をデザインしていく」という主体性を持つことで、自分を幸せに導くことができる。

2・冬こそ運動、そして食べる
冬は消化力が強くなる季節。鍋物や魚料理、乳製品など、消化に負担がかかる食べ物も、積極的に取りたい。しかし、その分運動する必要がある。朝ランや強度の高いヨガを行うことで、食べた分をエネルギーに回して筋力アップにつなげたい。寒さでどうしても外出が億劫になりがちだが、水分がたまると春に影響が出てしまうとのこと。自分で体を温めて、次の季節も健やかに過ごせるよう準備したい。

・鼻うがい、オイルうがいで1年中すっきり
鼻うがいはアーユルヴェーダが発祥。風邪予防や鼻炎に効くということで、近年薬局などにも鼻うがい用の液などが販売されている。小さな急須のようなものを片方の鼻に入れると反対側から液体が出てくる、という光景をテレビで見たことがあるが、プールでおぼれた時のように水を飲みこんでしまうのではないかという思い込みからなかなか挑戦することができなかった。しかし、花粉症持ちの私にとって、鼻うがいで花粉症が軽減されるなら、こんなに嬉しいことはないと思い、市販で販売されているものを挑戦することにした。やってみること1週間、毎日鼻がすっきりし、香りも敏感に感じることができるようになった気がする。そして鼻詰まりがしにくくなった。花粉症に対する効果はこれから発揮されることになるが、しっかりと継続していきたい。

<感じたこと>
アーユルヴェーダは特別な予防医学だと思っていたが、日常生活で簡単に取り入れられるものばかりだった。自分の体に最適な方法を考え続けていくという点で、誰かに頼るのではなく、自分で考えて対応していく力が身に着けられるというのが、セルフケアを向上させていきたいと考えていた私にとってぴったりだと感じた。自分の体質は、ヴァ―タとカパが混じっているため、両方を基本として季節に合った対応法を試していきたい。
毎日の楽しみがまた一つ増えた。




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