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読書日記~自分をアップデートする~

「美しく生きる人は毎日生まれ変わる」
横田真由子著


自分自身を労わり、日常の中で自分を整えるメンテナンスについて優しい言葉でつづられている。自分を褒めて、いつもご機嫌でいることで周りの人もハッピーな気持ちにさせることができる。
本書はChapter1から7で構成されており、終盤に進むにつれて晴れやかな気持ちになっていった。
今週も頑張った!と1週間を終えた週末にぜひ読んでほしい1冊。

・疲れた自分と向き合う
忙しい時期は自分への意識をおろそかにしがち。気づいたら肌が乾燥し、爪先もささくれができていたりすることがある。そんな時は、好きな入浴剤を入れてのんびりお風呂に入り、たっぷりとボディクリームを塗って体も心も潤すことで自分を癒すこと。
いらいら、もやもやしている時は、夢中になれることをして過ごそう。ヨガクラスに参加したり、知らない土地を好きなように走る旅ランをしたり、ただそのことだけに集中できることをやって時間を過ごすことで、次第に心が落ち着いていくもの。

・日常に特別な時間を
週に一度少し高いパックをつけてバスタイムを過ごす、1日の終わりにハーブティーを飲む、月に1回花を買うなど、日常に小さな楽しみの時間を持とう。自分にとっての小さなご褒美タイムは、毎日頑張っている自分自身の自己肯定感も高めてくれる大切なひとときとなる。一人旅に出て、自分が行きたいところで、食べたいものを食べてゆったりと過ごしたいもの。

・お気に入りを大切に
「ミニマムリッチ」を大切にすること。本書を読んで一番心に残った言葉だ。上質なものを少しだけもつことでものへの愛情が育まれ、手入れをしながら長く好んで使うことができる。ブランドものだから好きになるのではなく、そのものが出来上がる過程や作り手の思いなど、そのものの価値を学ぶことで、本当に自分が好きと思えるものに出会うことができる。安くて便利なものが大量生産されているこの時代に、改めてものを買うことについて考えるきっかけとなった。これはものだけではなく、人間関係についても同じことが言える。無理して合わせるのではなく、自分自身にとって心地よいと思えるか考えることで、本当に大切な人が見えてくるはず。

・夢ノートを書く
自分の夢、理想をノートに書き続けること。書くことで脳へ夢を実現する光景がインプットされ、行動につながる。とはいえ夢があっても、「生まれ変わったらそうなりたい」「今からじゃあ無理だろうな」と潜在意識が視界を遮ることもある。夢ノートを書き続け、想像し続けることで一歩ずつ夢は近づいてくるもの。人生は一度きり、自分を信じて自分の夢を応援しよう。

<感じたこと>
いつも頑張っている自分を褒めてあげられるのは自分だけだということを、改めて感じさせられた。横田氏は有名ブランドGUCCIの店長として、さまざまな有名人へ接客を行い、おそらく相当なストレスや責任があったに違いないが、頑張っている自身を癒す自分だけの方法をしっかりとわかっている。横田氏の言葉から、最近の自分自身の課題である「頑張る自分を許し、褒めること」につながるヒントをたくさんもらうことができた。そしてまた、これまで読んできた本の中でもよく書かれていた夢を書くことの大切さについて、これからも自分の夢を書き続けていきたいと強く思った。自分の夢を叶えることができることができるのは、自分しかいないのだから。


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