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ハタヨガのレベルアップ大作戦 ~後編~

こんにちは
ヨガトレーナーのKIMです。

後編は
スキルアップしやすいよう実践を順序立てて行っていきましょう。

まず大前提として、
必ず決まった同じプログラムを繰り返し実践してください。
何故なら、一番近道で行きたいからです。
長く続いている伝統的なプログラムがおすすめです。
もしくは僕の実践するヨガ体操(さり気なくアピール 笑)

それでは、実践を順序立てて学んでいきましょう。

Step1
まずは「広げること」のフェーズです。
とれるポーズを増やしたいので、
とにかく“見た目の形”を真似っこです。
なんとなくポーズの形がお手本と似てくるまで数をこなしましょう。
かっこ悪くても全然構いません。
レッスンやクラスを15回位受講するのが目安でしょうか。
そうすると、プログラムの全体の流れも大体つかめてきます。

Step2
ここからは、一つ一つのポーズの精度を高める段階です。
「掘り下げる」のフェーズですね。
プライベートレッスンを利用します。(もしくはセミプライベートレッスン)
少し時間をかけて理解を深めることで、いつものレッスンをより効果的にできるからです。
そして、自分が上手になりたいポーズを一つ選びましょう。
幾つもいっぺんにできるほど、普通の人間は器用にできていませんからね。
必ず一つです。

Step3
選んだポーズの体の動きをできるだけ正確に頭で理解しましょう。
ポーズの“見ための形”より、
どの関節をどう動かしているのかを捉えていきます。
そして、ポーズがどこに効いているかを理解しましょう。

Step4
身体を動かしてポーズをとり、step3の頭で理解したことを身体で確認します。
レッスンの時より、少しゆっくり動いてみましょう。
身体を動かす感覚に集中できると思います。
身体に効いている部分を意識して、動いてみましょう。
“見ための形”が他の人と多少違ってくることがありますが、問題ありません。
むしろ、ポーズがどこに効いているのかを、しっかりと体感することが重要です。

Step5
何度も繰り返して身体にポーズの型を覚え込ませます。
引き続き、効いている部分を意識しながら、
関節の動きがズレていかないように、頭ではなく身体で覚えていきます。
(自分にまだ足りていない柔軟性や力、疲れなどが、動きのズレの原因になりやすいです)
すこし時間をとって、一つのポーズを徹底的に反復すると効率的です。
(ポーズによっては、対になるような真逆の動きのポーズも反復してください)

ここで大事なポイントがあります。

Step3~5は基本的に連続して行いましょう。
なぜかというと、
インプットとアウトプットに“間を開けないこと”が効果的な学習方法だからです。
(今回の場合は、インプットがstep3、アウトプットがstep4と5ですね。)

このように、自分なりの課題を持ちながらプライベートレッスンを利用すると、成長の度合いが変わります。

こんな感じで、
ハタヨガを“身体”と“頭”両方で学習しましょう。
どちらが欠けてもよくないし、どちらに偏ってもよくない。
イメージとしては補い合うような関係なので、バランスが大切です。

なんだかレベルアップできそうな気がしてワクワクしてきませんか?
さあ、実際にやってみましょう。

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習慣にしていること

ヨガトレーナーとして、先生や生徒さんが”ポーズをとること”を目的にし、怪我をしてしまうことにショックを受けてきました。健康、人生の助けになるべきヨガにあってはならないことです。ヨガを実践する皆さまの力になるよう、僕が伝えられることを真摯に発信していきます。ありがとうございます。