オンラインレッスンってどうなの?

こんにちは
ヨガトレーナーのKIMです。

今回はレッスンについて。
レッスンの中でも、オンラインレッスンについて書いていきます。

新型コロナウィルスの影響で、
2020年4月に緊急事態宣言が出され、
全国各地で様々な業種、そして個人が活動を自粛する状況になりました。

もちろん、
ヨガスタジオも例外ではなく、営業自粛です。

そんな中、
オンラインレッスンが一躍脚光を浴びるようになり、
実際に、
ほとんどのスタジオがオンラインでクラス提供を始めました。
僕は、始めはオンラインレッスンと聞いてもピンときませんでした。

ですが、
流石に活動自粛が一ヶ月、
この先どう世の中が変わっていくのか想像もできない、
スタジオもいつ再開するかもわからない状況だったので、
できることはやろうと頭を切り替えて、
僕も、試験的にオンラインのクラスを何回か開催しました。

その中で、
オンラインでのレッスンの良い所と、難しい所が自分なりにわかりました。

良いところは
・物理的な距離を超えて自宅で色々なレッスンを受けられる事
・相手が実際にいる安心感

(特に自粛中のような環境では、画面越しだったとしても、相手がいる安心感はとても魅力でした。)
などがありました。

反対に難しい所は
レッスンを教える側としては、
カメラからの画像が一方向だけで、
平面になり、奥行きが掴みにくく、
ポーズの正確な形が認識しにくい事でした。
つまり、
ポーズを修正するアドバイスが難しい所が出てくるのです。

また、
レッスンでは順番に数十種類のポーズをとるため、
受ける相手のカメラの位置によってよく見えないときがあり、
スタジオでのレッスンだと伝えられることが、
伝えられないという場面が多くありました。


後日、
スタジオで生徒さんとオンラインレッスンの話をした時に、
レッスンを受ける側からすると、
知らないプログラムやポーズをオンラインでやるのは、
難しくて、非常にハードルが高い
と話していました。

レッスンを教える側、受ける側で共通して感じていたのは、
「画面だと体の動きを正確な情報として受けとるのが難しい」
ということだと思います。

見方を変えれば、
すでに知っているプログラムや、何度も練習を重ねているポーズは
オンラインレッスンに向いている気がします。

また、
画像や動画で動きを確認できるので、
会話でのコミュニケーションに時間をかけることができれば
個人レッスンなどは非常に可能性を感じました。
まとめると
オンラインレッスンは、
まだまだ発展の余地あり
という段階だと思います。

さて、次回は
当たり前に感じているスタジオでのレッスンについてお話します。

ヨガトレーナーとして、先生や生徒さんが”ポーズをとること”を目的にし、怪我をしてしまうことにショックを受けてきました。健康、人生の助けになるべきヨガにあってはならないことです。ヨガを実践する皆さまの力になるよう、僕が伝えられることを真摯に発信していきます。ありがとうございます。