見出し画像

【ヨガの話】グループレッスンの限界と魅力。

こんにちは
ヨガトレーナーのKIMです。

今回は前回お伝えしたように、
スタジオでのレッスンについて書いていきます。

皆さんはスタジオでどんなレッスンを受けていますか?
恐らく、ほとんどの人が
グループレッスンを中心に受けていると思います。
今回お伝えしたいことは、

“グループレッスンの特徴と限界”

です。

順番に考えていきましょう。
まずは、
グループレッスンの特徴とは何でしょう?
このまま読み進めずに、一旦考えてみて下さい。
思い浮かびましたか?

「一度に多くの人がレッスンを受けられる」

がグループレッスンの特徴としてあります。
塾や学校の授業みたいですね。
とても便利で、非常に効率のいい方法です。

それじゃあ、
どれくらい沢山の人に教えられるでしょうか??
教えられる人数の限界を考えてみましょう。
50人? 思い切って100人位でしょうか?

これは、実際にスタジオでのレッスンを教えた経験がないと、
ちょっと想像が難しいかもしれません。

僕の実感だと、
どんなに頑張っても15人くらいが “教える” 事ができる限界です。

教える側の技量や、プログラムの内容にも左右されると思いますが、
スタジオのレッスンで
 “教える” 事はある人数を超えてくると、
段々と “教える” から “伝えるだけ” に変化していきます。

僕は過去に
1人~60人くらいまでのクラスを経験した事がありますが、
参加人数が増えていく程、
 “教えること” が難しくなり、
レッスンを “進行(誘導)する側面” がどんどん強くなっていきました。

スタジオのレッスンでは、
トレーナーは、生徒の体の動きを直接「細かく正確に見る」ことができます。
ですが、
参加人数が多くなるほど、
一人ひとりを「細かく正確に見る」項目が減らして、
レッスンの進行を優先せざるをえなくなります。

“教える” “教わる” という側面から考えると、
グループレッスは参加人数によって、
教えることの限界がでてきます。

そこで、
僕の提案はグループレッスンとは別に
プライベートレッスン(もしくはセミプライベートレッスン)を利用して、
 “教わる” 機会を作る
そうすると、グループレッスンをより効果的に変えられます。

ちょっと、グループレッスンの弱点みたいな事を書きましたが、
注意してほしいのは、
参加する皆さんが「身体を動かして実践することの価値」は変わりません。

また、
個人的には多くの人が集まって一緒にレッスンをすることは、
音楽ライブのような一体感があり、とても魅力的だなと感じます。
僕は勝手にグルーブと読んでいます 笑。


この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,592件

ヨガトレーナーとして、先生や生徒さんが”ポーズをとること”を目的にし、怪我をしてしまうことにショックを受けてきました。健康、人生の助けになるべきヨガにあってはならないことです。ヨガを実践する皆さまの力になるよう、僕が伝えられることを真摯に発信していきます。ありがとうございます。