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春はぬか床にとって過ごしやすい時期なので。

生産者直売所にはたくさんの種類の野菜が
並ぶこの季節になりました。


いつもぬか床を冷蔵庫に保管している方も多いと思いますが、
ちょっと暖かい日もあるこの時期は
冷蔵庫から取り出してみませんか?

というのも、ぬか床に住んでいる乳酸菌などの菌は
気温によってその動きが変化します。

冷蔵庫などの低温で保管することで
その動きがゆっくりになり、
一気に発酵が進むことを防ぐことができます。


なので、冷蔵庫に保管することで
初めての方でも安心してぬか床を続けることができます。


しかしながら、動きが緩やかなため、同時に、
ぬか漬け本来の香りや旨みが増加にしくい
ということにもなります。

概ねぬか床には20〜25度程度が適度な温度帯とされています。


ちょうど今の時期の気温にあたります。
過剰な発酵とな温度帯ではなく、
適度な発酵具合で旨みも香りも増していきます。


最近、ちょっと味が薄くなった、
と感じられる方はぜひ室温での管理をお勧めします。

その際には、キャベツの外葉などを入れて
再度捨て漬けをするとなお良いです。


まぜる頻度もぬか床の状態にもよりますが、
3日に1度程度上下をひっくり返すように
ていねいにかき混ぜることをお忘れなく。


また、直射日光や多湿になる場所は避けてくださいね。

暑くなってくると冷たい飲み物や食べ物が多くなり
腸が冷えやすくなります。

そうなる前に、
ぬか床をしっかりと元気に育てておきましょう。


では、また明日。


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