マガジンのカバー画像

映画レビューまとめ。

162
過去作から最新作まで、何でも書いてく。
運営しているクリエイター

#マーベル

映画#67『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

映画#67『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

アモーレ、スパイディ。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』の直後に公開された今作。

多少のネタバレとなってしまうが『エンドゲーム』ではサノスとの決戦の末、トニー・スターク/アイアンマンが死亡してしまう。

MCUにおいて、アイアンマンとスパイダーマン……トニーとピーターは言わばヒーローとその後継者、あるいは親子のような関係性を持つ。

『エン

もっとみる
映画#65『スパイダーマン:ホームカミング』

映画#65『スパイダーマン:ホームカミング』

史上最もフレッシュなスパイディ!!

2016年公開『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』より初登場の、トム・ホランド演じるピーター・パーカー/スパイダーマンが主役の映画。

サム・ライミ監督のスパイダーマンや、マーク・ウェブ監督のアメイジング・スパイダーマンとも全く異なるスパイダーマン、その理由は一目瞭然。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)の1作品だからだ。

そのため、当然

もっとみる
映画#46『アメイジング・スパイダーマン2』

映画#46『アメイジング・スパイダーマン2』

絡まる愛の糸、迸る復讐の雷数あるスパイダーマンを主役とした映画の中で私が一番好きなのが今作だ。不評とかそんなもん知らん。文句言うな。

まず何よりもオープニングが最高すぎるのだ。勇ましいBGMが始まると共に、暗闇の中にスパイディのマークが浮かび上がり、そのまま背景はNYの街並みへ。そして華麗にスイングを決めるスパイディ。

「お前ら見たか。これがスパイダーマンだ。」と言わんばかりの演出。最高すぎる

もっとみる
映画#45『アメイジング・スパイダーマン』

映画#45『アメイジング・スパイダーマン』

蜘蛛の糸は再び動き出す。サム・ライミ監督による、トビー・マグワイア主演『スパイダーマン』三部作が完結し約5年。監督にマーク・ウェブ、主演にアンドリュー・ガーフィールドを添え再始動(リブート)。それが『アメイジング・スパイダーマン』だ。

リブート作品なだけあって、サム・ライミ監督のものとはまた違ったテイストのスパイダーマン映画となっている。簡単に言えば「よりスタイリッシュになったスパイダーマン」だ

もっとみる
映画#43『スパイダーマン3』

映画#43『スパイダーマン3』

復讐、贖罪、そして離別…孤独な英雄の最後の戦い。サム・ライミ監督によるスパイダーマン三部作、その完結編。

身体を砂へと自在に変えられるサンドマン、グリーン・ゴブリンの後継者たるニュー・ゴブリン、そして地球外生命体である寄生生物ヴェノム。新たなる三体のヴィランに、スパイダーマンはどう立ち向かっていくのだろうか。

ピーター・パーカーの心情について大きく掘り下げるこの三部作において、今作のピーターは

もっとみる
映画#42『スパイダーマン2』

映画#42『スパイダーマン2』

「親愛なる隣人」の、孤独なる戦い。前作より2年後が舞台。

NYのビル群を飛び回り、様々な事件を解決していくスーパーヒーロー・スパイダーマン。一方、スパイダーマンの正体…ピーター・パーカーは日常生活とヒーロー活動の両立が上手くいかず悩んでいた。

前作に引き続き、今作もスパイダーマンのアクションシーンだけでなくピーター・パーカーの心情にスポットを当てている。前作との相違点は、言わずもがなスパイダー

もっとみる
映画#30『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

映画#30『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

「残虐なる庇護者」と「大殺戮」、遂に衝突。

SSU(ソニー・スパイダーマン・ユニバース(※))の第1作である『ヴェノム』(2018)の続編に当たる今作。
(※主にスパイダーマンのヴィランに焦点を当てた、コロンビア・ピクチャーズとマーベル・エンターテインメントの共同制作シリーズ。)

今作の目玉は何と言ってもヴィランである「カーネイジ」。前作のポストクレジットにも登場したクレタス・キャサディが、ヴ

もっとみる
映画#19『インクレディブル・ハルク』

映画#19『インクレディブル・ハルク』

作品の概要

『インクレディブル・ハルク』
(原題:”The Incredible Hulk")

監督:ルイ・レテリエ
脚本:ザック・ペン
製作:ケヴィン・ファイギ、他
製作総指揮:スタン・リー、他
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ウィリアム・ハート、他
製作会社:マーベル・スタジオ
配給:ユニバーサル・スタジオ(米国)ソニー・ピクチャーズ(日本)
公開:2008年6月

もっとみる
映画#18『アイアンマン2』

映画#18『アイアンマン2』

作品の概要

『アイアンマン2』
(原題:”Iron Man 2")

監督:ジョン・ファヴロー
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:スタン・リー、他
出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・ファヴロー、サミュエル・L・ジャクソン、他
製作会社:マーベル・スタジオ、フェアヴュー・エンターテインメント
配給:パラマウント・ピクチャー

もっとみる