専業主婦とは名も無きご飯を食べること?
私は夫の海外赴任に伴い、ヨーロッパで暮らすアラサーニート引きこもり駐妻。
休職中のため働くことができず。
語学学校は4月からなので予定もなく。
専業主婦生活を謳歌して2年目になります。
気分が乗っていれば勉強することもあるのですが、漫画を読んだり、youtubeを見たりネトフリみたりいていたらあっという間に夕方になります。
寒さのピークは過ぎたものの、雨を降ることも多く、極力外に出たくない毎日。
着替えるだけで一苦労なくらいには寒い。
無理すると風邪ひくし。
そもそもこんなのんびりできるのは人生で今だけかもしれない!後悔しないように思いっきり"何もしない”を楽しもうじゃないか!
なんて境地にいたりつつある今日この頃。
そしてまた今日も名も無きご飯を食べました。
名も無きご飯、こっちに来るまであんまり食べたことがなかった。
千と千尋の神隠しで、湯ばあばに千尋が名前を取られるところ。
贅沢な名前だね!なんて名前を取られるあのシーンをふと思い出す。
社会から名前を取られたわたし。
名前を取られた自分には名も無いご飯が似合っているのかもしれない。
ただ悲しいかな、こういうご飯が一番おいしかったりする。
なんだかんだ和食だし、海外で食べるにしては豪勢なご飯。
生きているだけで偉いのです。
何もしない期間があっても、人生長いんだからいいんじゃないか。
やる気になったらまた立ち上がろう。
忙しくなって自分を見失いそうな時、ふと思い出す今の時間に助けられることだってあるかもしれないのだから。
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