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こころの栄養、足りてる?

ご飯はからだの栄養
芸術(アート)はこころの栄養

by Ozone Makoto

世界的なジャズピアニスト、小曽根真さんから聞いた言葉です。

ささやかながらもアーティスティックな創造にもたずさわる者として、この言葉を心に刻んでいます。
 

心で発して、心で感じ取る

芸術、と言葉に書くと、なにやら堅苦しく感じるかもしれません。
でも、違うんですよ。

小曽根さん風に説明すると、こんな感じ。
(ワークショップで語られた言葉をまとめてみたもの)

芸術とは、五感で伝え、五感で感じるもののこと。

良し悪しとか、あるいは、高尚であるとか、そんなことは関係なく、「感じること」である。

音楽ならば、音に自分の想い(感覚)を乗せる。
それがエネルギーとなって聴く人の心に伝わる。

そのエネルギーを受け止め、五感で感じて、愉しむ。

それが音楽であり、アートなんですね。
 

五感から生み出され、送りだされたエネルギーを受け取ると、心が振動します。

揺れます。動きます。
つまり、感動します

エネルギーは波動。常に振動していますから。

振動している。動いている。
それが、生きているということですよね。 
 

心は、育てはぐくむもの

感動を呼び起こすものは、人が創り出すアートには限りません。

目にする風景、日の光、星の輝き。
鳥の鳴き声、虫の声。
そよそよと肌を吹き過ぎる風の感触。
足を濡らすさざ波。
肌を灼く陽射しの熱さ……

冷たいアイスクリームが舌の上でとろけるときの甘やかさ。
コーヒーの苦みと熱さ。
仕事帰りの一杯目のよく冷えたビール。

五感を喜ばせるものは、心も喜ばせます(^^)

楽しい、うれしい、ワクワク、ドキドキ。
おいしい、ステキ、きれい。
ホンワカ、じんわり……

心がほっこり、ハッピーになる感覚って、いっぱいありますね。
そういう感覚が、心を育み栄養を与えます。
 

こうした感性、五感を通して受け取る歓びは、だれでも感じられるものだけれど、それを意識して育てていくことも大切です。 

それは、生命を維持するのに不可欠ではないけれど、
人として生きていくのに必要な、大切なものです。

こころがハッピーで、エネルギーに満ちていたら、こころはきっと、温かくて柔らかくて、イキイキしますよね。

そうしたら、人や世の中に対して、やさしくなれる、そう思いませんか?
 

心の栄養不足が不幸を引き寄せる

わたしたちの世界は、産業革命以来ずっとひたすらにモノの豊かさを追い求めてきました。

確かに、それによって、たくさんの恩恵がありました。

でも、それによる歪みも生まれました。

どうしたら幸せになれるか?
そう言うテーマの本が、書店の棚に、それこそ ”売るほど” 並んでますよね。

モノに溢れ、便利さに囲まれた生活。
でも、どこか満たされない心

それはもしかしたら、心が栄養不足におちいっているからではないでしょうか?

健康的な食事を意識して、からだに良さそうなスポーツもして、高いサプリメントも摂って……

でも、「こころ」はどうですか? 
心のエネルギーは足りてますか?
感動してますか?
ワクワク、どきどき、してますか?

人に対して、あるいは、他の生き物に対してやさしい気持ち感じていますか?

なによりあなた自身に対して、慈しみ愛おしく思えていますか?
 

心を良いエネルギーで満たせば世界が変わる

ひとりひとりの心から、その人を取り巻く周りの世界へと心のエネルギーは伝わり、影響し、拡がっていきます。

あなたは、怒りや苦しみを伝えたいですか?
それとも愛とやさしさを伝えたいですか?

心にたっぷりと栄養を与え、良いエネルギーで満たしてあげることは、いつでも誰にでも始められる世界平和貢献活動です。

本当にささやかだけれど、いつでもこれが、世界を創っている土台なのです。わたしはそう信じています。


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