見出し画像

大学生の私が生きる理由

タイトルにある通り、”私が生きる理由”を今日は書きたいと思います。
このテーマを書こうと思った理由は、
俳優の三浦春馬さんが亡くなったと報道されたことが大きいです。
本当はもっと、ラフで数人だけど読んでくれる人が「わかる~」「大学生ってそうだよね」「私だけじゃない!」と共感してくれることを書けばいいだけど今日はちょっとお付き合い下さい。

三浦春馬さんの存在

私にとって、春馬さんはいつも画面の中の人で実際に会ったことはありません。いつもテレビ越しに見ていました。ヤンキー役、イケメン男子高校生役、難病の患者役。戦国時代のお殿様役。演じる役はどれも生き生きとしていて、演じているように見えませんでした。(誉め言葉)
特別ファンというわけではなかったのですが、
今とても悲しい気持ちになっています。そして、苦しいです。
それはきっと、
私を含め同年代の人たちにとっては年の離れたお兄ちゃんのような存在だったから。
私たちの青春の片隅にいつも春馬さんが出演する作品があったから。


時が戻ることは決してない。でも、もし戻れたら…
なんて考えてしまいますよね。
私もそう考えてしまいます。現実は意外と残酷です。

毎日がつらくても、
春馬さんが残してくれた魂のこもった作品に触れて
忘れないでいることが私にできること。
一歩づつ前に。


東日本大震災

私が小学校6年生のときに東日本大震災が起こりました。
ちょうど卒業式の1週間前でした。
揺れの大きさと長さ。
「身の安全を守りなさい!」と副校長先生が叫ぶ校内放送は停電の影響で途切れ、このまま校舎が倒れて生き埋めになるのではないか。
そんな不安でいっぱいでした。
私の通っていた小学校は倒壊することなく、70人あまりの生徒を守ってくれました。

先生との約束

なんとか迎えた卒業式の日。
担任の先生が私たち卒業生にこう言いました。
「先生より、先に死なないこと」
大きい余震も続き、当時は今よりももっと”死”というものが身近な存在でした。
なので、この言葉はずっしりと重く、私の心に吸い込まれたのです。
生きなければ。
苦しくても、つらくても、やるせなくても、何者でなくても、生きなきゃ。
生きなければ。
そう強く思いました。
先生の言葉は今も心の深いところにあります。


しんどくてどうにもならなくて、
いなくなってしまいたいと思う日はこれまでたくさんありました。
きっとこれからもあるはずです。
それでも、
「先生より、先に死なないこと」
これが約束。だから、私は今日も生きていきます。

私の好きな歌です。
この歌に何度も助けられ、支えられてきました。
星野源さんが震災直後に作ったそうです。
よければ聞いてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?