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【限定公開】自分を壊さない生き方⑨

Kindle出版の内容をマガジン連載で
限定公開しています

私が自動車会社を20代で
辞めた経緯を赤裸々に書いています

前後編はマガジンでご覧いただけます

生き方に悩んでいる方に届いたら幸いです


6章 繰り返し


・また追われる日々


私は2020年4月に工場から
従来の設計の職場に戻りました。


これからは設計者として
部品の設計をしていきます。

やっとの思いで戻った職場ですが
本格的に業務が始まるとまた苦難が待ち構えていました。

新人設計者は3DCADで
部品を作製、部品の関係者と調整を行います。

私は入社時から3Dでの
作業が苦手で同期の中でもドベでした。


当然職場のスピードにも
付いて行けませんでした。


更に関係者との調整も
喋りが上手くないため難航
しました。

上司から説明するたびに
『何を言っているのか全く分からない』
と毎回言われていました。

相当説明が下手でした。

作業で時間がかかり調整でも時間がかかり、
また仕事に追われる日々を過ごすようになってきました。


・再発する不調


こうして時間に追われ
日々精神的なプレッシャーを感じながら
過ごす中で異変が起きてきました。

明日の3時の会議までに
作業を終わらせないと
いけないけど全然終わらない、
どうしよう。。。


このように納期が来る中での
精神的な焦りがありました。

日曜の午後には、
月曜日はあれやらなきゃ
いけないけど終わるかな…

など考えてしまっていました。

こうした日々を過ごす中で
体がだるい日が突発的に
訪れるようになってきたのです。

熱はありませんが
体がだるく火照っている状態です。

連日続く訳ではありませんでしたが、
この状態が毎日続くと
工場実習のときのように
自律神経失調症になっていたのかもしれません。

私の同僚にも
同じ症状の方がいました。

人員や残業時間が減らされ
毎日ギュウギュウのスケジュールで時間に追われていました。

彼は37度前半の熱もありました。
私が工場実習のとき発症した
自律神経失調症と同じ症状でした。


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