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【広報思考】メディア露出を図るストーリーを組み立てる〜アイデア付箋を活用したワークショップやりませんか?〜

”デザイン思考”という言葉はご存知でしょうか。
デザイン思考とは、デザインしたサービスやプロダクトの先にあるユーザー理解に仮説を立て、ビジネス上の問題を解決するための考え方である。

一見するとデザイナーだけが持っている思考様式のように思えますが、実際のところあらゆる職種で応用できる考え方であり、広報・PRの世界でもメディア露出に繋がるアプローチ手法などとして大いに活用ができそうだ。

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参考書籍:デザイン思考が世界を変える
(マインドマップは今後作成しておきたい!)


前置きが長くなりましたが、いま私が通っている広報・PRの思考及びスキルを学ぶ「フロントステージ広報・PRスクール」第1期生の第3回目授業では、まさに”広報思考”と言える「メディア露出の切り口を探る」「取材ストーリーを組み立てる」ための広報力を養う・企画センスを磨く実践ワークショップが実施されました。

今回は、その広報・PR実践型ワークショップで取り入れた内容に進め方〜効果まで解説していきます。

【記事を書いた目的】
このnoteを読んで興味を持ってくれた広報さんとぜひ実践したい内容なので、「このワークショップやってみたい!」と思った方がいましたら @azukikuchi までご連絡いただけるとうれしいです。(やりましょう!)

▼「フロントステージ広報・PRスクール」概要

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講師陣:
株式会社フロントステージ 代表取締役 千田絵美校長(ブログ記事
弁護士ドットコム株式会社 広報室 渡邊順子講師(ブログ記事
授業レポート:
第1回目授業 広報・PRとは何か
第2回目授業 メディアとのコミュニケーション方法についてプレスリリースやネタ探しについて


【広報・PR実践型ワークショップ】

<用意するもの>  
  □ 付箋
  □ サインペン
  □ A4用紙1〜2枚 
1対1の少人数~大人数でも実施可能で、基本的には2人1組のペアになって行います。参加する前の事前準備としては、自社のさまざまな情報を相手に説明できるようにしておくこと。聞き手に伝わりやすく、なるべく詳しい情報を持って話せるようにしておくことがワークショップ参加の心得になります。

▼ 広報・PR実践型ワークショップの内容〜進め方

広報・PR実践型ワークショップは、① 自社が何者で何をしているのかプレゼンをする・② 他社のプレゼンを聞いてニュースになりそうな切り口を考える…という2つの役割が与えられます。
話し手に聞き手も広報の視点から、バラバラに存在している会社の魅力を知らない相手に伝える力、初めて聞いた情報の中でニュースになりそうな切り口を探る企画力、自分だけでは思いつかなかった相手視点からのメディア露出できる可能性を見出すことできます。(良いことづくし!)

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<大まかな流れ>
2人1組 ABペアの場合
【10分間】”話し手A”はさまざまな角度から自社の情報を伝える、”聞き手B”は聞いた情報からニュースになりそうな切り口を思いつきで付箋にどんどん書いていく
【5分間】”聞き手B”は情報(付箋)の整理
【全体ディスカッション】
”話し手A”は先ほどと同様に自社の情報を”全体C”に伝える、”聞き手B”は付箋に書いたニュースになりそうな切り口をその情報が発言された都度提案していく、発表後”全体C”の中でもっとほかの切り口があるかヒアリング → 集まった提案すべてが自社のメディア露出に繋がるストーリーになる!
 (△ 聞き手・話し手側が交代してもう1パターン開始)


▼ 広報・PR実践型ワークショップの効果

広報・PR実践型ワークショップの大きな効果は、実施すればするほど自社の情報を言葉にして伝える機会が増えて、活用したいと思える広報ネタのアイデアに出会えることだと思います。実際の広報活動で役立つこと間違いなし!
広報同士はもちろん、メディア露出を図る際に上司・経営陣などとの戦略立案としても活用できそうですよね。

近々、他社広報さんと集まってこのワークショップを実施したく思います〜!


(▽ 2020.1.27)

全4回の授業を終えて、「フロントステージ広報・PRスクール」を卒業しました!千田校長、渡邊講師、同期のみなさん、今後も益々の広報・PR界隈でのご活躍を心から祈っております。ありがとうございました!

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