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きくちの仕事記録

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2018年3月からフリーランスの編集者をしているきくちの仕事記録をまとめています。
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#きくちログ

「後戻りできなさ」への覚悟を引き受けた ──2019年5月

さて5月でございます。 5月といえば田植え、何もなかった田んぼにゴールデンウィークでどの田…

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たしかな道なんて見えないけれど ──2019年4月

はい、ようやく4月のふりかえりでございます。 米どころだからか雪国だからか、今住んでいる…

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ハンドルを切る理由を見失わない──2019年3月

3月で、滋賀県に引っ越してから半年が経ち、そして24歳になりました。 小松崎さんが書いてく…

10

動機の根っこにあるものを見つめて ──2019年2月

ひさしぶりに休みっぽいひとり時間を確保できてわくわくしている今日なので、本当に本当に今更…

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「できない」の壁に向き合ったとき ──2019年1月

2018年1月末に退職してから、一年が経ちました。 新宿で乗り換える自分の歩みがどうにも心許…

3

いつでも、ひとり祈ることを選べますように。 ──2018年12月

年越しは、できるだけただひとり、しずかに過ごしていたい。 ノートとペンと、すきな音楽をお…

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にぎりしめた手のひらには、言葉しかないから。 ──2018年11月

10月末から11月頭にかけて東京で記事5本分の取材をしてきたので、そこから少しずつ形にしていった11月。間違いなく今までで一番多くの原稿を執筆した1ヶ月。 インタビューは4本。テーマは(私の関心と結びついた結果)それぞれ「表現すること」「親子と自己肯定感」「自分を信じること」「ひとを愛すること」にしたので、時にはあえて自分を孤独に追い込んでひたすら問いに向き合い、泣いたり怒ったりしながら表現にぶつかっていた。修行のようだった。 そしてそれこそ毎日、表現に希望を見出し、自分

それでも、表現することを選べるか──2018年10月

「表現すること」「暮らすこと」「愛すること」をぐるぐると考え続けた10月。 ここしばらく「…

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全身で呼吸するために ──2018年9月

9月、生まれ育った首都圏を離れて、滋賀県の琵琶湖近くに拠点を移しました。 ここだけの話、…

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人生の舵を、自分で切る──2018年8月

タイトルは、鈴木おさむさんの言葉。 ここ数ヶ月、次なる選択をとるべきタイミングが8月末だ…

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心からの「すき」さえ忘れてしまうけれど、──2018年7月

最初に書いておくと、7月のハイライトはどう考えてもこの記事の公開です。 お二人の温度感が少…

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あの頃の不安だって──2018年6月

6月の日差しが照りつける窓際で。飲みきったカフェラテの容器に残る氷をぐるぐるまわしながら…

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心から表現したいと願うあなたに、最高のステージを用意したい──2018年5月

5月はずっと暗やみを手さぐりで這っていて、前に進んでいるのか後ろに進んでいるのか、なんに…

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必死に伸ばしたその手から、こぼれ落ちているもの──2018年4月

30歳を迎えたひとの誕生日会。 「本当は一回一回が最後なのに、ずっと高校2年生の文化祭のように”まだあともう一回ある”って思いながら、30歳になるまで生きてきてしまったな、ってようやく気づいて」 その場にいたみんなが、うんうん、とうなづいている中で、私はひとり高校2年生の文化祭を思い出した。 私にとって高校2年生の文化祭は、全校1600人が楽しみにしている文化祭を運営する総責任者として文字どおり命を賭けていて、文化祭が終わったら私の命は終わってしまうんだと思っていた。