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私のキャリア苦悩とキャリアコンサルタント更新講習。

【今日の 聴き屋】~42日目~

今日はずっと楽しみにしていた「女性の組織内キャリア」講習。


そもそも 私が本格的に心理学の勉強を始めるきっかけになったのが
育休復帰して  子育てをしながら働くようになってからの「苦悩」だった。

新卒で会社員になり  子どもを持つまでは
花形部署で毎晩夜中までの残業⇒タクシー帰り。
(今はそんな時代じゃないけど。。)

まだ20代で体力もあったし  同期より「出来てる!」
っていう自負もあった。

それが
そろそろ昇進とかの動きが出始める時期 31歳になった年に
1人目を出産して育休へ。


その後1歳になった4月に時短で復職。

まだまだみんなが産後復職してくる時代でもなく
時短勤務というだけで やってもやっても 評価はまったくついてこなかった。

「時短なんて  誰も欲しいと思わないでしょ」
と直属の上司に  はっきり言われたこともあった。。

評価されないんだったら  頑張らずにそこそこにすればいいのに
保育園のお迎えの時間があるから  時短の定時までに仕事を仕上げるべく
お昼も食べず  トイレに行く時間も我慢して
毎日必死に頑張った。

でも  評価されなかった。

2人目の育休復帰の時は
私の方が出来ている(と思ってた)同期の男子が
直属の上司になっていた。

内定の頃から  ●●くん って呼んでたけど
上司になったから なんとなく ●●さん って呼ぶようにした。

一方で  子育てにも  不完全感がぬぐえない。
熱が無ければ  鼻をたらしてても 保育園に放り込んで仕事に行く。
仕事さえしてなければ  家でゆっくりさせてあげられるのに。。

そんな罪悪感に常に支配されていた。

夫は全然家にいなかった。
ワンオペなんて言葉がまだないころに
ホントに全くのワンオペで  3人の子どもを育てながら
評価されない会社で 必死に働き続けた。

私の存在意義って何??

 子どもたちには  もっと一緒に居てあげられなくてごめんね。。
 保育園の先生には  お迎えがぎりぎりになってすみません。。
    同僚には 定時で帰らないといけなくて申し訳ありません。。
いつも申し訳ない思いでいっぱいで  常に謝ってばかり。

毎日24時間常に追われて必死に頑張ってるのに。


誰にも認められない。
いつも申し訳ない思いばかり。

そんな期間が長くなってくると
「もしかして  私の能力がないから評価されないの?」
と思い始める。

時短だからじゃなくて  単に私がダメだから評価されないのか?
あまりにも評価されないことで  私の自己肯定感は皆無に等しくなった。


そうこうしている間に
3人目の育休あけからしばらくして
「女性活躍推進」なるものが掲げられた。

私の後輩女性たちが  昇進し始めた。
「え?時短は評価されないから」
じゃなかったの??

時短でもどんどん昇進させていく。
女性管理者比率の数値目標があるから
女性の優先枠があるらしい  という噂が立つほど。

3度育休をとったりしている間に  私はもう40代になっていた。
「これから」を担う人材としての対象からは外れていた。


そっかー。そうなんだー。
時短でも子持ちでも  昇進するようになったんだね。。。


あと10年遅く生まれていたら
私のキャリアも違ってたかもしれないのに。
3人も生んで育てながら  必死に仕事してきたのに。
仕事さえしてなければ  子どもたちも  もっと気持ちが安定してたかもしれないのに。

本当にものすごくたくさんの気持ちが
私の中でいっぱいに膨れ上がる。


でも これが私の人生。
1973年に生まれて  1997年に社会人になって
時代の過渡期に子育て期が重なった。
変えられない事実。

受け入れて  自分なりに消化して  やっていくしかないんだな。

そんなことを感じながら  今日の講習は とても有意義な時間になった。


私のように  「マミートラック」
 = 復職後 育児のために出世コースとは違ったコースに乗ってしまうこと
でぐるぐるまわっている女性も  
「女性活躍推進」で管理職にどんどん押される女性が増えながらも
まだまだ根強い性別役割意識や逆に自分の本当に望む道に進みずらい女性が存在していることも確認できた。

いつか  カウンセラー・キャリアコンサルタントとして活動できる時が来たら
しっかり活かしていきたいな!と改めて思った1日だった☆


私は私。
ずーーーーーっとめちゃくちゃ頑張ってきたこと
自分で認めてあげよう。

 


 


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