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レゴ®︎シリアスプレイ®︎についてあれこれ

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドに関して「理解する」「応用する」以外で考えたことあれこれ詰め合わせ的に。
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「共有モデル」のワークについて考える

「共有モデル」のワークについて考える

 参加者がそれぞれ作ったモデルから「ゆずれないこと」を表している部分だけを抜き取る。そして、その抜き取ったパーツを材料として持ち寄り、一つのモデルへとまとめるという「共有モデル」作りの技法がレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのなかにある。

 この技法の中には、全員の意思を等しく反映させるという思想がある。

 ここで注意しなければならないのは、実際に「共有モデル」には、全員の意思は「ゆずれないも

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改めて、「100-100」を理解してもらうことに意識を向ける

改めて、「100-100」を理解してもらうことに意識を向ける

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドは、「レゴブロックを使う」手法ということで、楽しそうな(実際、楽しい)、活動的で(実際、夢中になって時間がすぎる)、クリエイティブな(実際思いもかけぬアイデアに至ることが多い)イメージを与えて、「ぜひ実施してみたい」とオファーをいただくことも多い。
 しかし、そのようなイメージをもたれてしまうことは、「楽しさ」や「夢中さ」や「クリエイティビティ」をそれほど重視し

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