帰る場所があるからこそ挑戦出来る
本日はメルボルンのエアビーをあとにし、メルボルンの北部のYarra valley というところでワイナリーに。
その後もう一度南下しPort Campbellを目指す。
Yarra valleyはオーストラリアでも有名なワインの産地。
グーグルマップで調べると一体に多くのワイナリーが点在していることがわかる。
我々は今回、そのうちの2つのワイナリーに立ち寄った。
ワイナリーでは一人5ドルで上のメニューにあるワインをテイスティング出来る。
ハンドルキーパーの私は飲めないので、様々な種類のワインを堪能する嫁を横目に、水道水を嗜む。
飲めはしないが香りは嗅がせてもらえるので、鼻でワインを楽しむ通なテイスティングが出来た。
どのワインも「なんかすごーい」という感想がメインの嫁だが、楽しそうで何より。
その後はもう一つのワイナリーへ。
ここでは、ぶどう畑を眺めながらワインと昼食を楽しむことが出来る。
リア充のみが許された眩しすぎる空間に、少し体がこわばった気がする。
嫁は一つ前のワイナリーのテイスティングで満足したみたいで、さら見して終了。
駐車場に止めた車の車内で、作っておいたおにぎりをいただく。
今までの人生で、表舞台に立てってこなかった自分には、これくらいの空間が一番落ち着く。
その後は近くのチョコレート工場へ。
写真を取り忘れたが、ミルク、ホワイト、ビターの3種類のチョコが大相撲で優勝した力士が使う盃くらいのお皿に山盛りにもられていた。
その山にティースプーンが刺さっており、スプーン一杯まで無料。の表記が。
しかし見る限り、一杯で留まる者はいなかった。
人間の欲望を見た気がする。
瞬時にチャーリーとチョコレート工場が頭に浮かんだ。
そして現在はGeelongという場所のキャンプ場で車中泊。
まさかのラクダに見守られながらの就寝。
テンション上がる。
セネガルの道端で見かけたラクダよりも毛深い。
ラクダを見るたびに気になるのがやはりコブ。
小さい頃に水を貯めるためにコブが出来ていると聞いたが、もしコブを押すと、口から水がふき出すのだろうか。
いつか試してみたい。
本日で、5日間お世話になったエアビーを離れました。
やはり一緒にいる時間が長いほど別れは惜しいもの。
一期一会とは言いますが、これから出会う相手との時間も大切にしていきたいと思います。
日本を離れて一ヶ月が経とうとしていますが、ふと日本にいる友人や家族のことを思い出すときがあります。
出発前は「良くやるよね」と周りから言われていましたが、自分にとっての帰る場所があるというからこそ、こうやって挑戦出来ているのだと思います。
普通に例えると仮面浪人、悪く例えると浮気みたいなもんですね。
とりあえず今日も良き一日でした。
皆さんのサポートは無駄にはなりません。